40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

修道院の断食 02 断食という武器でインドを解放したガンジー

世界三大宗教ではありませんが、20世紀、マハトマ・ガンジーは、断食でたった一人の断食の力で広大なインド大陸からイギリス人を追放し、自由を獲得しました。

ガンジーは非暴力、不服従を唱えて、イギリス帝国から、インド独立のために戦ったのですが、そのために全く私利私欲のない状態で断食をしなければならないことをよく知っていました。

こういうエピソードがあります。

 

ニューデリーで暴動が起こると、英国政府の高官はニヤリと笑みを浮かべるだけだったが、ガンジーが断食をすると英国の官庁街全部が震え上がった」と。

断食するガンジーの指導でついにインドを独立させ、イギリス帝国をイギリス連邦へと転換させ、政治思想として植民地解放運動を行い、人権運動の領域において平和主義的手法として世界中に大きな影響を与え、ガンジーにならって同じく解放運動に立ち上がったのは、マーティン・ルーサー・キング牧師です。

また、ダライ・ラマ14世など多くの民族解放指導者がいます。

 

イスラム教では断食は信仰を支える重要な5つの掟の一つです。

メッカ巡礼、日々の祈り、アラーへの信仰告白喜捨、そして断食です。

断食月ラマダン)では、日の沈むまで飲食、喫煙、性行為をしません。

ラマダン中は施しの時期です、断食が終った夜、食事をして、祈ります。

また、聖なる夜、さまざまな記念日、償いに、個人的にも断食をします。

 

しかし、断食をもっとも欧米に広めたのは、カトリック修道院でした。

最近は欧米の各地にたくさんできた断食クリニックのノウハウのすべては修道院で継承されてきたものです。

私たちの断食施設はまさにこの修道院の歴史をある意味では継承したものです。

ヨーロッパで断食クリニックを学び、日本で伊豆に断食専門施設を開き、多くの断食に関する本を書いておられる石原結實医師もそのことは著作に何度も出てきます。

修道院では2000年間、断食という最大の秘伝を継承し、今もなお光り輝いています。

 

プロテスタントのクリスチャンであるスイスの作家、ヴァルター・ニクは、「カトリック教会は修道院のなかに枯れることのない井戸水(というべき宝)を持っている。この井戸水からキリスト教という土地を潤すすべての水がこんこんと流れ出している。歴史上、教会が衰退しつつある時にそれを救ったのは、つねに修道院だった。この枯れることのない井戸こそ、断食の秘儀だった」と。

 

確かにキリスト教を基盤にした西欧文明、そして近代文明は、修道院の修道士たちの活動によって支えられてきました。

修道士たちの宝、井戸水である断食の一端、その本の一部だけをファスティングとしてただ一人歩きしているにすぎず、本来、断食の秘儀は、修道院から素直に学ぶ必要が求められています。