甲田療法の原点
4・国家のため 甲田医師の第4番目の提言は、 1億2千万という日本国民が朝食を抜いて、その分を節約し、 国を富ませるということを書いておられます。 しかし、これも昨日のようなラマダーンのように戒律が徹底した宗教規定がない国、 ニッポンでは無理で…
3・一食献上で飢える人々を助ける 甲田医師は、少食で節約したせめて1食分を飢えた民を救うということに回す、 一食献上を提言されています。 立正佼成会など宗教団体が実行しているといいますが、 日本でこの一食献上は果たして可能なのかです。 日本教が…
甲田医師は少食の効用で「少食の4愛」と題して、 卵、魚でできる限り、殺生しない愛と慈悲の思想といいますが、 この愛については、仏教の愛とキリスト教の愛とは全く別次元のものなので 少食も4つに愛として提示れていますが、 愛を安易に曖昧に甲田医師…
甲田医師の病気を治療するための少食は、 かなり厳しい指導がなされています。 たとえば 1・胃潰瘍 2・ぜん息 これらはまず ・スイマグを飲んで便を出し切ってから、 玄米重湯での減食指導をおこなう ・これでかなり改善される しかし、 3・肥満 4・血圧…
少食にするとその反動で必ず過食に近い食べ過ぎになるので 人間の食欲をコントロールすることは不可能なのでしょうか。 甲田医師は「自分を縛るような誓いは弱い凡夫にはできないので、 この苦境をいかに乗り切るか、その提案はお祈りだ」というのですが、 …
では摂食障害の解決はあるのかですが、 昨日に注01であるような療法も解決に可能性はもちろんありますが、 まず下記の2点を実行しなければならないのです。 1・摂食障害の食事コントロール 2・霊的コントロール まず1ですが、摂食障害の始まりは、極端な…
以前の断食祈祷院に摂食障害(注・01) の方が多く来られるようになったのは2005年でした。 この時に「いったい日本に何が起こっているのか」と思いました。 理由は簡単で摂食障害でも過食症の方は、 毎日、5000円~10000円も食べ続け、当時はキリスト教の断…
超少食ファスティングともなれば更なる食欲の誘惑はきつくなります。 ましてや今まで何でも食べ放題の食生活に浸ってきた場合、 それをリセットすることは容易なことではありません。 3つの欲、すなわち 1・食欲 2・性欲 3・睡眠欲 ではいうまでもなく、…
玄米はマグネシウム以外にも亜鉛なども多く含みます。 少食にするということになれば、当然、質の良い ・玄米 ・黒パン ・豆類 ・小魚 ・野菜 など正しく選ばなければならないのです。 日本では近代栄養学をベースにして、 1日30品目を食べましょうというこ…
少食は大きな誤解を受けています。 1日で1食、しかもカップラーメンだけ、 菓子パン1個だけとかこれは極めて危険な方法です。 少食ほど質が第一なのです。 そして栄養を完全に備えた食物なにすべきです。 1・主食は、白米より玄米 2・白パンより、黒パ…
日本は食の規定が一切、存在しない国です。 そのような宗教が存在しないからです。 そして戦後、アメリカのマインドコントロールで食べ放題の 飽食の国となってしまいました。 超少食ファスティングを私も唱えていますが、甲田先生が今から30年前に これを提…
では甲田医師の1日1食の見解(少なくとも1991年前後)について考察してみます。 甲田医師の知っている方の中にも1食の方が増加しているということです。 大半が夕食だけの方ですが、1日1食の場合、 夕食だけの場合、体重が増加するという研究報告がある…
甲田医師は、「少食はまず朝を抜くことから始まる」といいます。 1日1500カロリーとして3食を500カロリーにできるかですが、 「意外にできないのでまず朝、抜くということだ」といいます。 朝食を抜くことがベストです。 それは夜に体内で蓄積された老廃物…
腹八分で医者いらずですが、確かに六分では辛いかもしれませんが、 八分でも十分だと甲田医師は言われます。 日本では少食にすれば食塩の量を減らさなくとも 血圧が下がるという臨床実験があると甲田医師は書いておられますが、 甲田医院でも同じ結果だとい…
藤樹の宿が甲田医師の少食関連の何冊かの本を通して、 さらに少食を徹底することにしました。 そして「超」をつけて「超少食ファスティング」を実施することにしました。 甲田医師の代表作「少食が健康の原点」(たま出版・初版1991.8.10)から 引用していま…
甲田医師は現代医学で難病とされている病気、たとえば膠原病(注・01)、 重症筋無力症(注・02)、慢性腎炎、慢性甲状腺炎(注・03)、 気管支喘息、アトピー性皮膚炎は、厳しい少食指導で克服されておられ、 少食こそ「正食」であり、「少食に病いなし」と…
甲田光雄医師は40年間の断食指導で甲田療法を伝えて来られましたが、 様々な健康法を実践し、研究されて来られました。 そして多くの臨床経験から命を大切にすること、 そしていかなる様々な健康法を実践しても過食を続ける限り、 一時的に健康にみえても結…
現代医学は進歩し、日本人の軽金寿命は世界トップレベルですが、 周囲には病人が多いのは何故か、と甲田医師は問題提起しておられますが、 その通りで 私が住んでいる村落の隣組は12軒ありますが、 まったく病人がいない家は一軒もありません。 奥さんがガン…
1991年が初版の「少食が健康の原点」は、 甲田光雄医師の名著ではないかと私はこの本との出会いを感謝しています。 この本はかなり版を重ね、私が手にしたのは、 12刷で2000年、21世紀になった年です。 この時は、豊田市で断食祈祷院を運営していましたが、 …
藤樹の宿を開設して2020年6月で5周年を迎えます。 藤樹の宿の来会者の多くは大阪府の方が多いのですが、 中でも驚いたのは藤樹の宿が提唱します、 「超少食ファスティング」を気づかせていただいた甲田光雄(注01)を 大阪府民もましてや甲田医院があった…
ノーベル賞の30%を占め、 GAFA+M(Google、Amazon、Facebook、Apple、MicroSoft)の創業者 (共同創業者も含む)たちがユダヤ人です。 ユダヤ人は日本人としてユダヤ人になった石原莞爾さんの本には、 ユダヤ人はファスティング民族だからこのような創造…
10年間、試行錯誤で糖質セーブを核に体重減にチャレンジしていたのですが、体重減の効果は全くありませんでした。 そしていつの間にか肉中心の料理が定着していました。 肉中心の糖質オフは怖いもので、から揚げが私の最高の得意料理となっていましたし、…
ファスティングはリバウンドの恐怖との戦いといっても過言ではありません。 私は今も超少食(=半断食)を継続中ですが、これまで23年間、ファスティングとリバウンドの繰り返しでした。 23年間、断食施設を運営していますので、いろんな断食を試してき…
ダイエットの目標数字は、標準体重です。 日本大百科全書では次のように説明されています。 ・・・数の人々の身長と体重を測定し、統計的に標準となる体重を定めて肥満・やせすぎの基準値とするものである。標準体重は平均的なものであり、各個人にとっては…
外食でバイキングのお店にいきますと65歳から、料金が約2~3割引きとなっています。 これは加齢とともに食も細くなるということへの配慮なのか、それとも加齢とともにたくさん食べるより、ゆつくり美味しいものを食べるという年代となるシニア世代への配…
10年前から酵素ジュースの通信販売が開始され、自宅でファスティングが流行するようになりました。 また、最近ではライザップのような肉体改造もブームになっていますが、ファスティング施設(断食道場)には仕事や家庭の事情で宿泊できない方が、非常に多…
6月にオープンしてから、およそ5ヶ月が過ぎましたが、私が当初予想していた「発酵薬膳ファスティング」の体験者数は、100分の1なので、まだまだ数少なく、これからです。 今後、さらにブラッシュアップしていきますので、ファスティングでなくとも十分…
9月中旬のyahooニュースで「松村邦洋、8ヶ月で30キロ減量に成功」が伝えられ、その背後にライザップの肉体改造ビジネスがあったことが報道されました。 確かにライザップの肉体改造ビジネスは今、社会現象の言葉にまでなっています。 肉体を鍛え、食事制限…
ともかく何とか6月の開業までに間に合った「藤樹の宿」のメニューですが、やはり一番大切なのは、これをすすめるものが実験をしておくことです。 そうでないと説得力がありません。 かつて酵素断食を展開するのに、40日断食を2回しました。 そして糖質フ…
高島市は発酵で地域おこしをしておられると知り、発酵の啓蒙活動をしておられる方がたくさんおられるということで、それを担っておられる主だった方たちのご協力をいただきたいと、3月頃から、その方々にお会いしました。 そして6月から「発酵薬膳ファステ…