ファスティング(断食)は若返り効果が著しく、まずどこから若返るのか。
まず臓器の若返りからです。
なかでも脳という臓器の若返りは、同時に運動神経も若返ります。
若返りの反対は、老化ですが、その老化が始まるのは、細胞がダメージを受けるからです。
しかし、断食は、脳を含めた臓器が俄然、若返りを起こします。
フランスのド・ヴリーズ博士は、「断食すると皮膚の若返りが特に著しく、シワがとれ、シミ、そばかす、発疹、吹き出物が消える」と書いておられます。
シェルトン博士は、「断食により、皮膚は若々しくなり、色つやがよくなります。
眼は生き生きとし、表情はよくなります。また表面には出ないが、からだ全体が若返ります」と語っています。
断食により、次のような若返りが起こると言われています。
1・聴力の回復
2・視力の回復
3・味覚、臭覚の回復
4・活力の回復
5・精神力の回復
6・体重減少
からだの臓器などあらゆるものが若返ります。
からだから毒が排出されて、浄化されたら、こうした若返りがおこるのは当然です。
私たちのからだには、毎日の食事に含まれている様々な食品添加物(日本人は世界トップクラスの添加物を体内に入れている添加物王国の被害者)、大量の農薬、新築の新建材に使用される接着剤などの神経毒が断食で排出されるのですから、脳も臓器もすっきりし、若返ります。
しかし、神経毒で精神的な病いも多くなっているにもかかわらず、精神科医療の現場では、向精神薬を投与するとは、認知症の患者への投与と同じで、毒物を逆にからだに投与してしまうので、良くなることはあり得ません。
断食で若返るというのは、からだに貯まった毒を出し切り、完璧な浄化をするということなので、当然、脳もスッキリして、集中力もアップします。
断食期間中に試験勉強をすると暗記力がアップし、合格の確率も高くなります。
また、シニア世代なら、物忘れがひどくなり、下手をすれば、認知症扱いまでされてしまいますが、断食を体験すれば、まず、例外なく頭が冴えて、記憶力が回復しますので、まさに認知症や精神障害にも断食効力は大きいのです。
スペインの老人ホームでは、1800キロカロリーの食事を与えたグループとこの食事と水断食を1日おきにしたグループの比較実験をしたところ、後者のグループの老人は、前者よりもはるかに長生きした方が多かったという記録があります。
老いの象徴であります、物忘れを吹き飛ばし、集中力、体力を回復する最大の方法が断食なのです。