「早食い、早糞芸のうち」ということが昔よく言われましたが、この早食いは芸のうちではなく、死への早道、肥満の早道だといえましょう。
早食いはそれだけではありません。早食いは肥満だけではなく、様々な病気にかかります。どんな病気なのかを上げて見ますと、
1・肥満病です。肥満の大半の原因は、早食いです。なぜなら脳が満腹感を得るには食べてから20分なので早く食べれば、必要な量より多く食べてしまいます。早食いの肥満率は3倍です。
2・インスリンが正常に働かなくなります。早食いで肝臓、筋肉、脂肪の内部で糖質を処理しきれなくなり、糖尿病、代謝障害などの病気を発症します。
3・糖尿尿病になりやすくなります。早食いの人は、ゆつくり食べる人の糖尿病のリスクが2.5倍になります。
3・内臓脂肪がつきやすいメタボリックシンドロームになりやすくなります。糖尿病とともに心臓病の発症リスクがアップします。
4・消化不良を招きます。早食いの人は一口の量も多く、噛む回数が少ないためです。
5・早食いの人は、食事の満足度、満腹度がともに低下します。
この早食いを治す方法としては、まずファスティング(断食)をしてください。
理由は簡単です。
体質改善で、早食いは必然的に軌道修正されますし、食べることに感謝の念が湧き、早く食べられなくなります。
また早食い防止には下記のことも注意しましょう。
1・テレビ、スマホをみながらは止めましょう。
2・一口ごとにお箸を置くことですが、玄米菜食にすれば必然的にそうなります。
3・よく噛む訓練をすることです。
4・玄米菜食で食物繊維が豊富なメニューにします。
5・一口の量を少なく、よく噛んで食べましょう
しかし、根本的には断食がまずベースでその次に半断食にします。
つまり1日2食か1食にして、なおかつ玄米菜食にします。
そうすると必然的に早食いはなくなり、よく噛む食習慣となります。
噛む訓練のためにあたりめとかガムを噛むとかいろんなことを試してみましたが、やはり玄米菜食に勝るものはありません。
ファスティングライフの最大の効果は早食いから解放されることなのです。