日本で最初に「手造り酵素」(1995年リヨン社発行)の本を書かれた川村文雄さんに指導していただき、1996年に手造り酵素を漬け込みました。
その時、川村さんは、手造り酵素で断食することは一切、念頭になかったと言われました。
当時はどこにも酵素断食はありませんでしたが、確かにこの本には明確に断食に酵素を用いるのは危険だと警告を発しておられました。
そうしたアドバイスもあって、酵素断食だけに特化した断食指導は差し控えていました。
しかし、10年後の2005年から酵素ジュースが通信販売されるようになり、しかも自宅でできるといううたい文句でしたので驚きました。
なぜなら川村さんの警告を無視した暴挙だからです。
川村さんの手造り酵素は、酵素ジュースだけを過信して、それだけで断食をする健康法に警鐘を鳴らしておられるのです。
確かに断食の基本は、本断食(水だけ)であり、本流は、酵素に依存することではないのです。
そして長期断食に酵素ジュースだけを使用するもイレギュラーです。
しかも通信で市販されています酵素ジュースは、相当な高温(90度)の過熱処理がなされており、手造り酵素は生きた生の酵素と比べ、死んだ酵素だといえます。
そもそも酵素を90度の熱処理すること事態が大きな誤りです。
およそ60度以上で酵素の効用は死滅してしまうからです。
それなのに、家で断食に効果あるなど広告することはいくら規制する法案がないとはいえ、暴挙だと言わざるを得ません。
やはり生きた酵素、できれば発酵食をたべながらの断食が、一番、理想的な断食であることはいうまでもありません。
ゆえに「藤樹の宿」では、最も理想的な発酵薬膳メニューを開発し、それをほんとうに少量ですが、食べていただきながら、断食をしていただき、自宅に帰られてからもフォローアップしていく体制を整えました。
あとはここに来会していただき、私たちの「発酵薬膳ファスティング」を体験してもらうしかありません。
断食は一にも二にも、まず体験でしかありません。
理屈ではないのです。
今後、いろんな断食体験者の感想を書いていきますが、これはかつて23年間、指導させていただいた時にほかのブログに書いたもの(「FASUT JAPAN」に投稿)ですが、誇張でも嘘でもありません。事実なのです。
そんなことありえないと疑う方は、まず、「藤樹の宿」でファスティング(断食)体験をしてください。
断食をして結果がでれば、その体感は得難い宝なのです。
事実にまさる真実はありません。私たちもそれを真剣にサポートさせていただきます。
お待ちしています。