私たちの国、日本にはお米や魚などを活用したすばらしい日本食があります。
後からこのブログでは、詳しく書きますが、マクガバン・レポートはすでに1977年に世界一、健康に良い食事は、日本食だと結論を出しました。
この日本食とは大半が、日本で培われた発酵食でした。
しかし、長い日本の歴史で培われてきた日本食を完璧に打ち破ったのが、アメリカから上陸した肉、小麦、乳製品、砂糖でした。私はこの4品種は(アメリカの戦後の統治戦略上であったが)、日本人を食でコントロールするために送られた4つの悪魔だと思います。
トルストイの児童小説に「イワンの馬鹿」があります。
イワンを騙すために親分悪魔は、子分の3人の小悪魔をイワンに送ります。
兄の2人はまんまと悪魔の策略に乗せられ、大金持ちになりますが、後で全部の財産を失いますが、イワンは小悪魔の策略に対して、誘いには全く乗って来ないので、結果的に撃退されてしまいます。
日本人は2人の兄と同じように悪魔の策略にまんまと引っかかりました。
なぜか悪魔の策略略は巧妙だったからです。
まず、学校給食で子どもたちに洗脳教育が行われ、次に家庭の食卓に4つの悪魔は巧妙に入り込み、日本独自のお米中心の食卓を追放してしまいました。
それはお米と味噌の消費量を見れば明らかです。
今ではピーク時の半分か1/3まで減り続けました。
そして、大悪魔は総仕上げに懸命になりました。
まず、外食産業の導入です。1971年にアメリカからは、その代表格のマクドナルドが銀座に店を出しました。
こうしてアメリから小麦粉と肉の塊が上陸し、他の外食産業も大半が肉中心となっていきました。
当然、家庭の食卓は肉中心に拍車がかかりました。
そして今度はまさに大悪魔の最終総仕上げとして、アメリカで生まれたコンビニを投入しました。
コンビニは、24時間もオープンしていますので、いつでも食べられる手軽さから、これまで日本に存在しなかった病気、摂食障害の若者が急増していきました。
学校給食、家庭、外食、コンビニ(スーパーも含む)を4つの悪魔が支配した結果、何が日本で起こったでしょうか。
それはかつて日本にはそれほど存在しなかった悪性新生物(ガン)や糖尿病、心臓病、脳梗塞など今日でいうところの生活習慣病が大量に生まれたのです。
なかでもガンはまさに悪性新生物という悪魔の仕業を示すような言葉ですが、日本にマクドナルドなど肉食の外食産業が入ってきた1970年代から、急激に増加しています。
そして今もこの悪魔は日本に君臨しているのです。
なぜならガンに罹る割合が全国民の1/3であり、死亡原因の1/3という数字がそれを物語ります。
しかし、この1977年のマクガバン・レポートが出たころから、悪魔たちを送った張本人のアメリカは大変身を遂げていきました。
しかし、日本はそれにもかかわらず、今も悪魔の策略に乗せられ、支配されたままなのです。