オバマ大統領は、極め付きの超少食(=半断食)でしたので、その政権下でアメリカ農務省(USDA)が出した20年ぶりの全く新しいタイプの食事バランスガイド「ChooseMyPlate」を読んで驚きました。
これを正真正銘、実践したらまさにオバマ大統領並の超少食になりますし、半断食の勧めではないかと思いました。
発表されました、ChooseMyPlate「10の栄養バランスポイント」をさらに詳しく見ていきましょう。
1・必要カロリーは1800カロリー
アメリカ人は身長、体重の差が大きいのですが、1800カロリーはかなり少ない数字ですが、日本人にあてはめると甲田光雄医師のいわれる1200カロリーぐらいになりますので、これは少なくとも1食を抜くか、相当、少食にしないと達成できません。
2・食事を楽しみながらも少食を心がけよう
食事の時間は、食事に集中し、よく噛んでゆつくりと食べ、少量にし、料理の味を楽しみながら食べましょうという意味です。スマホやテレビをみながらの「ながら食事」を止めなければなりません。よく噛むということの基本を教えています。
3・お皿に大盛りはやめましょう
小さななお皿にして、食事の分量を決め、自分の食べる量を決めましょうというススメです。また外食でも持ち帰りとかハーフサイズの注文までアドバイスされています。少食のススメです。
4・摂取すべき食品が何かを知ろう
積極的に野菜・果物・雑穀・低脂肪の乳製品を食べるべきとススメています。これらの食品はカリウム、カルシウム、ビタミンD、食物繊維など健康に欠かせない栄養素が含まれているからで、間食にもこれらの食品をススメています。日本であればまさに野菜+玄米菜食をススメていることになります。
5・食事の半分を野菜と果物にしよう
野菜と果物の組み合わせや量も書かれてあり、アメリカは野菜と果物が、日本の2倍以上の消費なのですが、さらに食べることをススメています。
6・乳製品は無脂肪か低脂肪のものを選ぼう
乳製品はカルシウムをはじめとする大切な栄養源なのですが、やはり無脂肪・超低脂肪(1%)のものを選び、カロリーや飽和脂肪酸の摂取を抑えるようにススメているのは凄いことです。
7・主食の半分は全粒穀物にしよう
主食の半分は雑穀パンや玄米などの全粒穀物にすることをススメています。すでにアメリカの外食では、全粒穀物パンや玄米を選べるようになってきています。パスタも精製されていない麦で作られたものが増えてきています。
8・食べるべき頻度を減らす食品を知ること
ケーキ、クッキー、アイスクリーム、チョコレート、清涼飲料水、ピザ、BBQリブ、ソーセージ、ベーコン、ホットドックなど、脂肪、砂糖、食塩が多いものを食べる頻度を減らすべきだと薦めています。特別な時だけ食べるべきで、日常的に食べるべきではないと促しています。
9・食品に含まれる食塩の量を比較しよう
食品を選ぶときは、必ず食品成分表をみて食塩量を比較し、低塩のものを選ぶように薦めています。
10・清涼飲料水の代わりに水を飲もう
炭酸飲料水、スポーツドリンク、ジュースなどのカロリーがある飲料の代わりに水を飲むことをススメています。アメリカ人の食生活は、飲料から砂糖とカロリーを取りすぎだと注意を促しています。
このようなガイドラインを冷静に読めば、まず、日本人は、からだをファスティングでリセットして、少食に移行しなさいと聞こえてきませんか。
このガイドラインを「藤樹の宿」で試してみましょう。
このガイドライン以上の効果を体験することでしょう。
それは「発酵薬膳ファスティング」なのです。