「シェマー（聞け）ニッポン」
謙虚に聞いてファスティングを即刻知らないと、ニネベに下された神の裁きは日本に臨むでしょう。
今回は第１回目として、「断食は世界最高の健康法だということを知れ」です。
断食はいうまでもなく、私のブログで何度も書いていますように、世界三大宗教の基礎です。
世界三大宗教はキリスト教、イスラム教、仏教ですが、この三大宗教は、すべて創始者がいて、その創始者は断食を通して、新しい宗教を起しているのは、歴史的事実です。
世界人口の８０％が三大宗教の影響下にありますが、中でもキリスト教は修道院で２０００年間、断食訓練を続けてきました。
この修道院は、ホスピタルとも言われ、断食やハーブで自然治癒力を活用して病人を手当てしました。日本でも数多い断食道場が戦後できましたが、大半が仏教、インド系で残念ながら日本の修道院はそのような対外的な活動はしていません。
日本は、本来、修道院の断食に真剣に耳を傾け、その方法を取り入れるべきなのです。
なぜなら修道院では、精神的な解放=自由を得ることを目的とし、その次が、自然治癒力であるという順序をこの２０００年間、間違っていないからです。
私はブログ「修道院の断食 01 断食はあなたを自由にする」でこのように書きました。
・・・ドイツの雑誌編集長、ベルンハルト・ミュラーさんの断食体験記を紹介します。ミュラーさんを案内された神父は、「断食をすると日常の習慣というしがらみから自由になれますよ。そして断食をすると、あなたはご自分という存在が、はっきりとお分かりになるでしょう。断食というのは、ただ何も食べないというだけではなく、もっとずっと実り多い体験なのです」と。
そうです。生活習慣、食習慣をまず断食でリセットして、解放され、自由になることができるのが断食の本質なのです。
あらゆる心やからだの縄目から解放してくれる断食を体験したミュラーさんの貴重な体験的な言葉です。・・・・
断食で単にからだを良くするとかダイエットする、デトックスするという自己中心的な健康になるため、病気を改善するためだけのものではないのです。
正しい断食は聖書にこう書かれています。
・・・わたしの選ぶ断食とはこれではないか。悪による束縛を断ち、軛の結び目をほどいて虐げられた人を解放し、軛をことごとく折ること。更に、飢えた人にあなたのパンを裂き与え、さまよう貧しい人を家に招き入れ、裸の人に会えば衣を着せかけ、同胞に助けを惜しまないこと。そうすれば、あなたの光は曙のように射し出で、あなたの傷は速やかにいやされる。あなたの正義があなたを先導し、主の栄光があなたのしんがりを守る。旧約聖書イザヤ書58：7-9）・・・
おそらく世界最高の正しい断食方法を示す言葉だと思います。このような断食であれば、世界のほんとうの戦争もない平和、飢餓や内紛もない、穏やかな地球の上での人間の営みとなることでしょう。