現代医学は困ったもので「宿便などお腹の中には存在しない」と平然と語られていますが、宿便はまさにあなたのからだの中に「ありてあるもの」なのです。
宿便が「わたしはある」と叫んでいます。
「医学的には便秘により腸内に長く滞留している糞便のこと」と書かれていますが、宿便のことを書いた著作では、「水道管の内側にこびりついたヘドロのような古い便」であると書かれ、また、「断食や腸内洗浄によってはじめて排泄されるとされる」とあります。
甲田医師は、「物事はなんでもそうですが、まず、出すことを考えるのが順序です。エレベーターでも電車でも、出てから入ります。
まだ降りない人がいるのに乗ったら、大混乱が起きます。
それと同じで、体も老廃物が残っているのに栄養を入れてしまうと混乱が生じます。
濁った血液が循環してしまう混乱で、これが様々な病気のもとになっているのです」と語っておられます。
人の生活リズムの中では、夜、寝ているときにからだの中でからだに吸収できるものと毒素を仕分けしてくれています。
その毒を朝から午前中に出そうとしているのに朝ご飯をたっぷり食べようとはからだのリズムを壊してしまうのと同じことで、からだの中に宿便を溜め込んでいたのでは、ますます、宿便が悪いことをしでかすわけです。
宿便は多い人で4kgから8kgもあり、このような老廃物を何十年も放置しておれば病気を発症するのは当然です。
心筋梗塞、脳梗塞、ガン、膠原病、アトピー性皮膚炎などさまざまな病気を引き起こす要因となります。この宿便を除去する最大の方法は、ファスティングです。
1・ファスティングする
2・玄米菜食にする
3・食物繊維、海藻、こんにゃくなど積極的にとる
4・腸内洗浄
などですが、1、2、3が一番、ベストです。
そして「藤樹の宿」の基本方針は、1、2、3を実践してもらうことです。
これを続ければ確実に宿便を除去できます。
4の腸内洗浄はリスクをともないますが、1、2、3を総合的に「藤樹の宿」では、「発酵薬膳ファスティング」で行っていただきますので、安全、安心、確実に宿便を外に出して、病気にならないからだをつくります。
聖書にはこのように書かれています。
知らないのですか。あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものではないのです。(新約聖書1コリ 6:19)
私たちのからだは聖なる神殿であるとあります。
この神殿を汚物で汚すことはできません。
毎日、からだをいたわり、きれいに掃除をしましょう。
それがほんとうの宮きよめ、つまり宿便除去です。
汚物の宿便を取り去り、祝便に変えましょう。