結論からいいますと韓国や他のアジアのケースを見て、日本国内のキリスト教会の動向次第だといえましょう。
日本のキリスト教会が相も変わらず断食に偏見を持っているならば何も起こりませんし、健康断食やヨガ断食だけが先行していくでしょう。
またいずれは断食療養に目をつけた医学方面の断食だけが立ち上がることでしょう。
またスピリュアル面でもキリスト教以外の新興宗教などが先行するかもしれません。
断食を評論家の立場で普及されておられる船瀬俊介さんは、熱心なヨガ支持派ですし、俳優の片岡鶴太郎も超少食断食とヨガ修行で有名ですから、日本ではヨガ系断食が盛んになっていくことでしょう。
そうした流れの中で、スピリュアル面において「藤樹の宿」の対応は、ユダヤ教、キリスト教の修道院、韓国の聖霊派で2000年間、継承されてきた真理を継承していきたいと思います。
昨年、米原市を振り出しにして100軒近き古民家を探し続け、ようやく長浜市で見つけた古民家は、99%まで2箇所で決まっていましたが、なぜ、高島市にしたのかといいますとヴォーリスの建設した今津教会と今西牧師が建設された方舟(はこぶね)保育園の働きでした。
この二つの50年~100年に及ぶ働きで、キリスト教がある程度、受け入れられてきた地域であり、排阻されることはないと判断したからです。
それで急遽、高島市の移住課で古民家を紹介していただいていたこともありましたので、最終的に移住を決断したのです。
そのような環境下なので、聖書とキリスト教に基づくファスティングを大胆に伝えていくことにしました。
特に10月3日にオープンします「ガリラヤの風」は、この使命を担って開設するものです。
「藤樹の宿」とともにここまで書き進めてきたこのブログでも断食民族といわれるユダヤ人(教)の原点、旧約聖書の引用をたびたび紹介してきましたが、今後もキリスト教のファスティングを正しく伝えていきます。
また、2000年におよぶ西洋のキリスト教史、4000年に及ぶ聖書の歴史に脈々と流れるファスティングの深さ、広さをお伝えしていきたいと思います。
ファスティングは体験しなければ分からないものですが、医学、科学からも立証された療法です。
ただ、今一つ、スピリュチュアル面では、日本は相当、立ち遅れていますし、かなりファスティングが誤解されていることが多いので、少しでもこのブログが寄与すればさいわいです。
アメリカで最近、注目のファスティングは、「ファスティング・ブライド」です。日本語では「花嫁断食」と訳しますが、スピリチュアル面から説明をしますと、相当、深いものがあります。