韓国式本断食とは、まさに水を飲むだけです。
これで1週間のファスティングですから、ある意味ではかなりの冒険でした。
そして何とか無事終了したのですが、水を毎日、8リットル近く飲む断食でしたから、あっと言う間に体重は落ち、1週間で17kgも減り、標準体重の61kgになりました。
帰宅してから宿便も出ましたが、この断食は危険極まりないものでした。
このような無茶苦茶な断食が私の最初の断食です。
。酵素ジュース40日間断食は2回(1997,1998年)実施したのですが、後から超リバウンドで遂に90kgを超えるまで肥満体となってしまいました。
この原因は、白砂糖でした。
これでは断食施設の指導者としては表に立つことができませんので、再度、2、3週間の酵素ジュース断食を数回、試みましたが、まったく体重が減らず、80kg台から10年間近く下がりませんでした。
そこで当時、流行だった糖質ダイエットをやってみましたところ75kgまで10kg減量しましたが、それでも数年間も経過しても体重は停滞したままでした。
そのような体重で、高島市に移住してきたのです。
高島市に移住する3年前から、もう一度、断食を根底から勉強しなおしました。
そして超少食断食ならば時間はかかっても確実にダイエッ トできること。
しかもかつて体験したようなリバウンドがないこと。
さらに高島市は発酵の地域おこしをしていて、発酵薬膳を使った玄米菜食で、しかも、自宅に戻られてからも管理していく方法が一番いいのではないかという結論に到達しました。
しかも、引き受けるのは数名ぐらいの施設が最適なので、古民家を探し始めたのです。
そしてロケーションの良いところを探し始めました。
私は海より湖が好きだったので、湖といえば日本最大の琵琶湖ですから、琵琶湖の湖岸で古民家を探し始めました。
ようやく高島市で適切な物件を見つけることができ、本年4月に移住しました。
し かし、トイレが汲み取り式ではその臭いでは、到底、臭覚が鋭くなる断食はできませんので、水洗式にする改装工事をしてもらい、ようやく6月に「古民家ファスティング 藤樹の宿」をオープンしました。
オープンした6月中旬からこれから展開していく「発酵薬膳ファスティング」をまたもや私が人体実験することになりました。