ゴスペル・ファスティングを説明するには、世界三大宗教から説明しないとできません。
サイトで調べますと「中学校社会 歴史/三大宗教の始まり」という項目がありました。
ここでは手短に世界三大宗教についての説明がありましたが、ここでは省略します。
まず世界三大宗教とは、キリスト教、イスラム教、仏教です。百科事典「ブリタニカ」年鑑(2009年版)によれば、その人口比は下記のようになっています。
1位・キリスト教 22億5400万人 33.4%
2位・イスラム教 15億0000万人 22.2%
3位・ヒンズー教 9億1360万人 13.5% (インド・ネパール・バリ島)
4位・仏 教 3億8400万人 5.7%
となっています。
この三大宗教には、開祖といいますか創始者がいます。
仏教は釈迦シャカ(ゴーダマ=シッダールタ)。
この3人の共通点は、40日以上のファスティングをしていることです。
世界三大宗教で世界人口の6割を占めていますが、開祖がファスティングするがゆえに信徒たちはファスティングするのは当然となります。
しかし、日本に入ってきた仏教もキリスト教は、すべて日本教化して、ファスティングはしません。
(日本教については、私のブログ、「バイブルランドin高島」のカテゴリー「あなたは日本教徒から脱出できますか」をお読みください。)
しかし、隣国の韓国ではキリスト教人口が30%を超え、大半の信徒がファスティングをしますし、
これに負けてはならずと仏教とも熱心にファスティングしますので、
韓国にはファスティング施設がざっと調べても2、3千はありますが、
日本教の中核であります自然宗教は、極端にファスティングを嫌います。
どうして世界三大宗教の始祖たちはファスティングで新しい世界を創造したのでしょうか。
私はキリスト教徒なので、キリスト教のことしか分かりませんが、
聖書をひも解いていくとナザレのイエスが、ファスティングに導かれていくことが、新約聖書に詳細に書かれています。
ここでは詳細なことを書けませんので、
「バイブルランドin高島」のカテゴリー「マタイが伝えるイエス・キリストの生涯」をお読みください。)
ここでは省略しますが、簡単にいいますとファスティングがなかったら、
キリスト教は誕生していなかったことは間違いありません。
聖書にファスティングして力を得た時の姿をマタイはこのように書いています。
4:1イエスは悪魔から誘惑を受けるため、“霊”に導かれて荒れ野に行かれた。4:2 そして四十日間、昼も夜も断食した後、空腹を覚えられた。
4:3 すると、誘惑する者が来て、イエスに言った。「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」4:4 イエスはお答えになった。
「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』/と書いてある。」・・・中略・・・悪魔は離れ去った。
すると、天使たちが来てイエスに仕えた。
この後、弟子たちが続々と与えられていきます。
ファスティング・パワー全開となって約3年間の宣教活動をし、敵対するユダヤ教徒やローマ帝国により、十字架刑に処せられ、復活して弟子たちに現れ、
イエスの霊を受けるために弟子たちは40日間のファスティングに突入し、聖霊が降り、キリスト教会が誕生します。
ファスティングで多くの弟子の中から選ばれ、布教活動の中でたえず断食をしています。
ファスティングは霊的パワーの根源だったのです。
ですからファスティングでそのような力を得るのが、キリスト教流のファスティングの極意なのです。
これを私はゴスペル・ファスティングと名付けています。
このファスティング・パワーがない日本は、韓国とは対照的に0.3%しかおりません。
韓国の100分の1です。韓国を超えたいのなら、0.3%しかいないクリスチャン全員が、
イエス・キリストのように40日断食をしないいつまでも0.3のままでしょう。
この数字は明治から150年間、変わっていないのですから、
不思議な日本のキリスト教会です。