yahooヘルスケアからの引用
【01・どんな病気か】
このコレステロールやトリグリセリドとアポ蛋白の複合体をリポ蛋白といいます。
リポ蛋白にはいくつかの種類があり、比重によりVLDL(超低比重リポ蛋白)、LDL(低比重リポ蛋白)、HDL(高比重リポ蛋白)などに分類されています。
トリグリセリドは主にVLDLによって運ばれています。
なかでも家族性高コレステロール血症は日本人では500人に1人の高い頻度でみられる遺伝性の疾患です。
遺伝性の低HDL血症もありますが、極めてまれですので一般には心配する必要はありません。
動脈硬化を起こしやすくなります。
【02・症状】
多くの場合、症状はないので、血液検査で初めてわかることがほとんどです。
家族性高コレステロール血症ではアキレス腱肥厚、腱黄色腫(手の甲、肘ひじ、膝ひざの腱にできる硬い盛り上がり)、眼瞼黄色腫(まぶたにできる黄色い斑点状の盛り上がり)、角膜輪かくまくりん(黒目の周囲にできる白い輪)がみられることがあります。
【03・治療法】
また、治療の目標値も他の危険因子をいくつもっているかにより異なります。
脂質異常症の原因の多くは生活習慣なので、その改善が第一です。
適正体重の維持、腹囲の適正化、身体活動の増加(速歩、ジョギング、水泳、サイクリングなどを1日30~60分、週3回以上)も重要です。
生活習慣の是正を3~6カ月続けても目標値に達しない場合は薬物療法を行います。
【甲田光雄医師の判断】
この病気は、本断食をすればいとも簡単に改善される病気です。
しかし、本断食をしなくても半断食で十分です。
【藤樹の宿からコメント】
藤樹の宿では、この種の改善は何度も見てきましたので、通いファスティングでもOKですし、藤樹の宿で推進しています発酵薬膳ファスティングでほぼ改善されます。