甲田光雄医師著「奇跡が起こる超少食」109頁から
Yahooヘルス
前立腺がんは、欧米では男性がん死亡例の約20%(肺がんに次いで第2位)を占める頻度の高いがんですが、日本では約4.8%(2004年神奈川県)と比較的頻度の少ないがんです。
年齢別では、45歳以下ではまれですが、50歳以後その頻度は増え、70代では10万人あたり約200人、80歳以上では300人以上になります。
このように、前立腺がんは高齢者のがんであるといえます。今後日本では、食事の欧米化、高齢人口の増加、腫瘍しゅようマーカーであるPSA(前立腺特異抗原)検査の普及に伴い、前立腺がんの患者は急速に増加し、近い将来、胃がんを抜いて肺がん、大腸がんに次ぐ3番目に多いがんになると予想されています。
前立腺がんの知恵蔵解説
早期の前立腺がんには、症状はほとんどなく、あったとしても、尿が出にくい(排尿困難)、尿の回数が多い(頻尿)、排尿後も尿が残った感じがある(残尿感)などの前立腺肥大症に伴う症状が多い。前立腺がんの患者は近年増加しており、20年には肺がんに次いで男性のがん罹患(りかん)率では第2位になると予測されている。
血液検査で簡単に調べることができ、基本的に前立腺の異常のみを検知する。
ただし、PSA値が異常であっても必ずしも前立腺がんであるとは限らない。
【北森昭郎さん・67歳の証言・要旨】
健康診断でPSA185で入院し、検査したところ悪性の腫瘍と宣告され、ホルモン療法を開始しましたが、数値が215もあり骨やリンパへの転移もありますといわれ、目の前が真っ暗になりました。
そこで妻がお世話になっている甲田先生に相談し、私の療法をしていただくなら治るといわれ、玄米生菜食を開始しました。
すると1ヶ月でPSAは215が、1.42の正常値になり、骨などへの転移もありません。
【甲田医師のコメント】
奥さんは甲田療法を熱心にされていましたが、御主人の北森さんは反発をされていましたが、自分がガンと宣告され、玄米菜食を実施されました。
PSAも正常に戻り、ガン細胞も消えたようですが、油断だけはしないように念願しています。
【藤樹の宿のコメント】
甲田療法とは今、藤樹の宿ですすめています玄米菜食と発酵薬膳そのものです。
もし北森さんのようなケースの場合でも、藤樹の宿方式の発酵玄米 + 発酵薬膳をすすめて対応していくでしょう。
ただ、甲田医師とは違い、医療や療法にはタッチできませんので、応援、支援をさせていただくだけしかできませんが、藤樹の宿では精一杯、対応させていただきます。