Yahooヘルス
1・どんな病気、そして原因は?
肝臓に各種の肝炎ウイルスが感染し、肝機能障害を起こす病気です。
A型、B型、C型などの肝炎ウイルス、EBウイルス、サイトメガロウイルス、ヘルペスウイルスなどの感染が原因です。感染経路はさまざまです。
A型肝炎ウイルスによる肝炎は、海産物(生牡蠣かきなど)を食べたあとに多く発症します。
B型肝炎ウイルスは母子感染、とくに出産時の母体血との接触(産道感染)が原因になります。新生児・乳幼児の一部はキャリア化し、のちに肝病変へ進行することがあります。
C型肝炎ウイルスは、以前は輸血による感染が多くを占めましたが、最近は、母子感染によるものの割合が多くなっています。
EBウイルスは、唾液だえきを介して感染します。サイトメガロウイルスは、妊婦の初感染に伴う先天性感染と、分娩時の産道感染や輸血後感染などがあります
2・症状
発熱、黄疸おうだん、易い疲労感(疲れやすい)、食欲不振などの症状が続く場合もありますが、一般的に小児では無症状が多くなります。
急性B型肝炎は、皮疹ひしんを伴う場合もあります(ジアノッティ病)。
EBウイルス感染(伝染性単核球症)でも、皮疹(発疹)が現れたり首や頭部などのリンパ節がはれることがあります。
先天性サイトメガロウイルス感染症では、小頭症しょうとうしょうや脳室周囲の石灰化、網膜炎などが起こることがあります。
.3・治療
ウイルス性肝炎は、小児では無症状で経過することが多く、自然に治っていることもしばしばあります。
肝細胞由来酵素が増加している場合は、グリチロンなどの肝細胞庇護薬ひごやくなどが処方されます。
症状が強い場合は、肝臓の炎症を抑える目的でステロイド薬を用いることもあります。
【甲田医師の対応】
慢性のウイルス肝炎の治療は、半日断食の実行あるのみです。
まず疲弊している肝臓を休ませることです。そして肝炎は生菜食です。
火を通したものは一切食べない食事です。これで失われた肝臓の免疫能力が強化されます。
【藤樹の宿コメント】
藤樹の宿では、発酵薬膳ファスティングで対応させていただきます。
しかし、医師への相談と診断を経てからにしてください。
ゆつくり休息するのもファスティングの大きな意味があります。
この種のたぐいは断食で休息で改善されるべきものです。