知恵蔵の解説【関節リウマチ】
股関節、膝関節、手関節、手指関節など、全身性の多発関節炎を主症状とする疾患。
男女比は1:4で、20~50歳代で発症することが多い。
初期症状は朝の手指のこわばり、関節の腫脹、貧血、発熱などで、やがて全身の関節に障害が出てくる。
自己免疫病の1つ。
治療では抗炎症薬、抗リウマチ薬、ステロイド、免疫抑制薬、金製剤などを投与する。
朝日新聞掲載「キーワード」の解説【関節リウマチ】
自分の免疫の仕組みに異常が生じて起きる病気だが、詳しい原因はわかっていない。
全身の関節に炎症が起こり、とくに手足の関節に起きやすい。
患者は推計で約70万人。30~59歳が多く、女性の患者は男性の約3倍とされる。
主な治療は抗リウマチ薬などによる薬物療烹より効果が高い生物学的製剤も執と出ている。
運動などリハビリテーションも大切。
重症化して関節が変形した場合、人工関節を入れるなどの手術をすることも。
高原 薫さん(48歳)の証言(178頁~要旨)
8年前に手足の痛みを感じて病院で検査をした結果、膠原病と診断されました。
そのときはリウマチ因子は陰性でした。
そして3年半、ステロイド剤を服用しましたが、その後、関節リウマチと診断され、いろんな薬を服用しましたが、段々、悪くなるばかりでした。
そしてすっかりあきらめかけていた時に甲田先生の本を読み、甲田医院を訪ねて甲田療法の指示を受けました。
それは生菜食療法で、しっかり3年半、実行しました。
最初はなかなか食べられず、慣れるまで2ヶ月かかりました。
また、西式健康法も始めましたが、次第に良くなり、楽になっていきました。
ロキソニンも止めましたが、クスリに頼らずとも楽になっていきました。
体重も11㎏も減りました。そして毎月、5日間の断食をしました。
それは今も続けています。
そして最終的にすべてのクスリを止めました。
その頃には体重は約30㎏も減っていました。
そして次第に元気になっていきました。
1日3食をたっぷり食べていた頃とは違い、体も軽くなり、頭もすっきりしています。
まだ痛みも少しあり、骨の変形も少し残っていますが、クスリを止めることができ、それなりに元気に過ごせています。
【甲田医師のアドバイス】
私が指導した(1日2食にした)方はまず、体が軽くなり、頭もすっきりしたといわれます。
まさに高原さんは身をもって体感されたのです。
【藤樹の宿コメント】
後はコルナロ方式少食に徹していけば多くの難病が改善されていくことでしょう。