白血病は血液のがんです。
血液細胞には赤血球、血小板、白血球がありますが、 これらの血液細胞が骨髄でつくられる過程で、がんになります。
がん化した細胞(白血病細胞)は、骨髄内で増殖し、 骨髄を占拠してしまいます。
そのため、正常な血液細胞が減少し、貧血、 免疫系のはたらきの低下、
出血傾向、脾臓(血液を貯蔵しておく臓器) の肥大などの症状があらわれます。
日本では、1年間に人口10万人あたり、男性で11.4人、 女性で7.9人の割合で白血病と診断されています。
白血病には、さまざまな種類があります。 大きくは急性と慢性に大きく分けられます。
•急性リンパ性白血病/リンパ芽球性リンパ腫
•急性前骨髄球性白血病 他
•慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫 他
3・成人T細胞白血病/リンパ腫
4・骨髄異形成症候群 他
造血のしくみですが、血液細胞には大きく分けて、赤血球、 血小板、白血球があります。
白血球というのは、リンパ球、顆粒球、単球の総称です。
これらの血液細胞は、 骨の内側にある骨髄というところでつくられます。
そこで、 血液細胞のもとになる造血幹細胞から各種の血液細胞へと変化( 分化)し、
成熟した血液細胞が血液中に放出されます。
変化する過程は大きく分けて2つあります。
白血病を含む「がん」は、 一般に遺伝子や染色体に傷がつくことで発症すると考えられていま す。
患者さんの95%以上でフィラデルフィア(Ph) 染色体という異常な染色体が見つかります。
ウイルスなどが挙げられていますが、 そのしくみは完全には解明されていません。また、 白血病は遺伝しませんので、
親が罹ったとしても、 子どもが必ず白血病になるわけではありません。
肥満が直接急性リンパ芽球性白血病(ALL) の進行を加速させることができる実証する最初の研究は、
小児病院、ロサンゼルスのサバン研究所で実施されています。
2010年10月5日に、がんの予防研究に掲載されました。
その結果、肥満は、リスクを増加があることが分かったのです。
また、肥満成人の白血病の発生率が高いことも分かりました。こ
れは脂肪組織自体によって生成された過体重、個人、 いくつかのホルモンや因子が成長し、
分裂する白血病細胞に何らかの影響を与えているとのこと。
いずれにせよ肥満からの脱却が基本です。
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