そして超少食を継続して、本年の2月でした全く予告もなく、 宿便が出ました。
25年ぶりだったので、 最初に宿便を除去した時のことはすっかり忘れていましたので、
最初、下痢かなと思ったのです。
しかし、下痢などしたこともないし、しかも、 玄米菜食で発酵食を続けていて、
体調は絶好調。毎朝の大便もバナナ便で、 トイレットペーパーも要らないほどなのです。
そのような数か月が続いていましたから、すぐさまこれぞ宿便だ、 と気づきました。
そしてよくみると異臭のヘドロのような便で真っ黒いものが混じる もので量も相当ありました。
すぐさま体重計で測定すると3㎏ も体重が昨晩から減っていました。
つまり相当の宿便を抱えていた25年間ということになります。 そしてその日から今日まで体が軽くて、軽快なのです。
コルナロのように102歳まで快適で聡明な歩みが可能だという確 信を得ました。
宿便を除去する素晴らしさを、まさに身を持って体験したのです。
ゆえに甲田光雄医師が、「すべての病気の根源は宿便にある」 と言われることがよく理解できます。
私は確信します。
宿便を除去することが、ファスティングの目的だということです。
一生の間に2回も宿便を出すなど考えたこともありませんでした。
しかし、除去することで、 自分は病気にならないという不思議な感覚が与えられるのです。
ですから藤樹の宿では、あくまで宿便を生涯、3回、 除去するプログラムを組んでいこうと思います。
私は43歳で第1回目の宿便を除去してから、25年間、 食生活も実にいいかげんで、
決して理想的な食事をしてきたとはいえませんでした。
とくにいろんなファスティングを実験したりしていましたので体重 が2、30㎏もアップダウンしてきました。
しかし、不思議なことに大病はまったくなく、 25年目の本年に2月に第2回目の宿便で
少なくとも後、25年は病気をするというような気がしません。
今、68歳ですから93歳の時、3回目の宿便をとって
少なくとも100歳を軽く超えることが可能ではないか、 と確信しています。
今、日本国内には150以上の断食施設が存在していますが、
私のように2回も宿便を除去した体験を持つファスティング指導者 は何人おられるのでしょうか。
ファスティングの資格試験などは盛んですが、ファスティングは、
まして宿便除去など現代医学では否定されていますから、
同じように宿便除去は体験に勝るものなしです。