宿便を出して、難病が改善しても「生涯にわたる少食の実践が必要」だと
甲田光雄医師は指摘されていますが、長年、飽食で食べ過ぎて、長く伸びて垂れ下がって、
あっちこっちに癒着し、膨らんだ腸管が、急に元の状態にもどることはありません。
そして膨らんでしまった腸管はそう簡単に元の状態には戻らないのです。
ですから変形している腸管には少し油断すればあっという間に宿便は溜まるのです。
私は43歳で宿便を取りましたが、その後、体重は上下を繰り返してきましたので、
25年後にも驚くべき宿便の量でした。
この25年間、よくぞ病気が出なかったものです。
そして宿便をとっても油断大敵で、腹七分の少食を生涯にわたって継続すべきです。
そのサポートをしていくのが、藤樹の宿のライフプランナーの仕事なのです。
少食が生涯続けば、伸びきった腸管も正常な形になりますので、
体質も安定し、病気にならない生活を送ることができます。
一般的にこのように宿便がすべての根源という認識がまったくありませんので、
原因不明の病気と言う形で診断を受け、くすり漬になって、対処療法に振り回されることになります。
宿便を除去して確実に改善される(イコールファスティングして改善される)病気で具体例をまず、
甲田光雄医師の記事から紹介していきましょう。
それはアトピー性皮膚炎です。
私も25年間、ファスティング指導をしていて最も劇的な効果のあったのが、
アトピーはアレルギー性疾患でアレルゲンが外部から侵入してくるためだといわれています。
しかし、甲田光雄医師は体内のアレルゲンに注目。
特に腸管内にいるアレルゲンがアトピーの原因の中核だというのです。
宿便を取ったら劇的に効果が出て改善されたケースが続出したのです。
私も25年の指導したケースで劇的な改善を目の当たりに見てきました。
アレルゲンは砂の真砂ごとき物質の多さでそれをすべて除去することは不可能です。
外部からの侵入者を遮断するのではなく、まず少食ファスティングで美食、飽食を断ち切り、
腸粘膜の傷を癒し、宿便を出し切ることが根本的な治療であるのです。
アトピー対策ばかりではありません。
花粉症は国民の30%ともいわれますし、また気管支喘息も重症になれば死に至りますが、
アトピーと同じアレルギー症なので対策は甲田光雄医師が提唱される方法となります。
藤樹の宿では、甲田光雄医師の教えに順じて、少食で玄米菜食に徹して、
発酵薬膳を続けていただければ、私のように宿便は除去できて、
アトピーを完全駆逐できるものと確信します。