4・酵素ジュースは本物とニセモノを見分ける
「自宅でできる断食」をうたい文句に急速にネット通販に登場するようになりました。
ずらりと並んで来るようになりました。
しかし、自宅でできる酵素ジュース断食は極めて危険なのです。
今もこのような広告がまかり通っていることは残念でなりません。
また、断食施設で手造り酵素断食を中心にされておられる施設がありますが、
この手造り酵素に大きな問題があります。
一番の問題は不衛生極まりないことです。
これを通信販売している断食施設がありますが、良心を疑います。
また、断食施設で手造り酵素を教えているのはまだましですが、
食品衛生管理法無視の手造り酵素を購入するのは絶対に止めていただきたいものです。
(2017年7月15日「今日流行の酵素断食は危険極まりない断食です」)。
酵素断食はおそらく日本国内の断食施設では、私が最初ではないかと思います。
すでに1997年から手造り酵素ジュース断食を始めたからです。
その理由は、1995年10月から始めた断食祈祷院なのですが、
韓国の断食祈祷院をお手本にしてオープンしましたので、すべて水断食でした。
しかし、水断食では特に若い方たちは、翌日から倒れてしまう状態で、
1996年夏のことでしたが、ドイツから来られた日本キリスト教団の宣教師、N牧師が、
倒れた青年に高価なドイツ製の蜂蜜を与えたところすぐ回復したこと。
この方はホテルを借り切って酵素ジュース断食を年に1、2回開催し、
その体験談を出版しておられました。
彼女は私たちに手造り酵素のつくり方を伝授してくださり、
1996年、私は酵素ジュース断食で40日間、春と夏に2回、自ら実験して、
これなら大丈夫だと確信しました。
以後、断食施設を運営する以上、断食方法はすべて自ら体験して、
まず大丈夫だという確信を得てから導入しています。
自分で酵素を手造りする方法を伝授してきました。
これを無視して販売しているキリスト教系の断食施設があるのは大きな問題ではないでしょうか。