そしてあらゆる健康法がテレビ、雑誌で取り上げられていますが、どれも流行り病のようなもので、
かなりの方がその流行に踊らされて、あらゆるこうした健康法で紹介される
健康器具、健康食品、健康サプリメントを買って、そのままお蔵入りか継続できずに捨てられていきます。
健康器具のセミナーをして、かなり高い器具を多くの方が買っておられました。
その営業トークが買い物にいくと聞こえてきますが、実に馬鹿げた主張で、呆れ返りました。
それでも毎回、10~20名の買い物に来た方がその内容を聞いておられ、
知っている方も何人もおられました。
ライザップなど筋肉を鍛えるダイエット健康会社も急成長していますが、
果たしてこのような健康法が、あらゆる病気の恐怖を煽り、聞けばごもっとものような論法ですが、
果たして継続可能で真の効果があるのでしょうか。
私は何度も申し上げますが、宿便除去に勝るものはないと断言します。
代理店を募集して販売したのです。
これが原因で死亡した方もおられますが、
酵素ジュースを販売した会社には責任はありません。
流行の波に乗ったら、そのような声はかき消されてしまい、
ネットで「断食」を検索すれば上位に酵素ジュースを通信で売る業者のサイトがずらりと並びます。
これだけ健康情報が入り乱れ、そして規制もなく、野放しの国も先進国では日本だけです。
しかもファスティングに関しては先進国で最も普及が遅れています。
ドイツには国立断食療養所があり、ドイツ人の10人に1人は断食を体験し、
カトリック国では5人に1人、ロシアに至っては
3人に1人がファスティングを体験しているのに、
日本では1万人に1人です。
先進国の100分の1です。
これはキリスト教徒の数と比例しています。
ファスティングをそもそも「断食」と翻訳したことも大きな間違いです。
聖書でヤハヴェという名を「神」と訳したのも大きな間違いであったのと同じ過ちです。
ホームを「家」と訳したのも間違い。
つまり世界の流れを読めない誤訳が日本の健康産業や医療をとんでもない方向に導いているのです。
ファスティングは、体をしっかりさせる、
元気を回復させるという意味だと石原結實医師は書いておられますが、その通りです。
宿便を除去して、元気になることこそ真のファスティングなのです。