20年間、営業をしてきた私は毎日、プラン・ドウ・チェックの繰り返しでした。
人生でも同じです。
聖書に「幻(ビジョン)なき民は滅びる」とありますが、
まず、目標や幻(夢・希望)がなければ、何も起こりません。
起こらなければ待っているのは、滅びのみです。
幻(ビジョン)が与えられたら一歩踏み出します。
するとすぐに困難な山が待っています。
それを一つ一つ対処していかなければなりません。
それを放棄すれば待っているのは滅びのみです。
そしてその対処にも成功する場合もあれば、失敗もあります。
それを一つ一つしっかりと分析して、次の対応を考えて進んでいくのが、営業の鉄則です。
宿便を除去するための訓練の場が、藤樹の宿で、そのような対応を来会者の方にお話をして、
提案書も個別に書いて、お渡ししています。
当然、いろんな反応があります。
原則は、プラン・ドウ・チェックの繰り返しが基本なので気長く、
待って、じっくり宿便を取っていただくように言うしかありません。
しかしながらこれを待てずにこのような方たちがおられます。
「そんなに気長に待っておれませんよ。水断食をして一気に出します」と言われるのです。
私はそのように言われる方には、
「それは自己責任でやってください。藤樹の宿では、
それは最も危険なファスティングだと位置づけていますので、
ファスティングは全くしていただいていません。
急いで危険な方法で宿便を取るような行動は責任を負えません」
と申し上げるしかありません。
確かに食の誘惑が多く、正直、一人で宿便をとるためのプログラムを貫徹することは容易なことではありません。
おそらく食の誘惑はまず自分自身に勝つことからです。
しかし、それができない者なのです。
ゆえに人間なのですが、少食に徹することがいかに困難かは
そのプログラムを貫徹しようと一歩踏み出せば分かります。
まずは失敗するからです。
ですから支援してくれる方が必要なのです。
その役割を藤樹の宿はしていくことが大きな使命だと思います。
ゆえに藤樹の宿に宿便除去のプログラムをお任せくださいますように願っています。
おそらく少食ファスティングはあなたの家族を含め、周囲も誰も理解していませんし、
逆に「そのような少食ファスティングなどしなくても、
人生、この世にいる限り、おもしろおかしく食べて飲んで騒いで、
楽しく暮らそうではないか」と酒や御馳走などに誘われるのが関の山です。
あなたはそのような数々の食の誘惑にほんとうに勝てますか。
申し上げておきますが、誰も勝つものは世界にいません。