大東亜戦争において、日本軍が露呈した組織的欠陥を精緻に分析した名著「失敗の本質」という本があります。
戦後、日本軍の失敗は一部の指揮官の失敗として片づけられ、
戦争に“加担”していたはずの国民も自らを「被害者」として考え、
日本国ならではの独自の日本的会社の組織が、戦後の企業組織へと継承されて、
今、ガラパゴス化された企業が続出しています。
つまり今日にまで「失敗の本質」で指摘されたことは何一つとして生きていないようです。
今、NHKの優れた番組であった「プロジェクトⅩ」を再度、観ているのですが、私たちは失敗します。
しかし、その挫折をしても諦めず、前進していかなければなりません。
まさに「七転び八起き」です。
何度も挫折しても目標を掲げて前進してください。
そのためには記録をきちんとして、なぜ挫折したかを分析して、直視して、解決していかなければなりません。
これをしないと次は取り返しのつかない挫折となります。
つまりとんでもない病気です。
致命的な病気に至らないために挫折の本質をしつかり把握しましょう。
ただこれは自分一人でくよくよしていても解決のつかないこともありますので、
藤樹の宿のようなライフ・プランをきちんと作成して、
これからの生涯にわたる指針を出してくれるファスティング施設で
もう一度、リセットしたうえで、出直していくことをおススメします。
自分で勝手に思い込んだ健康方法に縛られ、とんでもない病気を招いたこともあります。
この健康方法がいい、あれがいいという医師の書いた健康本が書店にたくさん並んでいます。
またテレビなどマスコミでも多くの健康情報が氾濫しています。
しかし、どれだけの情報があっても「少食ファスティング」に勝るものはありません。
ただし、この健康方法は、すこぶる誘惑が襲うということを覚悟しなければなりません。
ゆえにすべてに勝利することはできません。
必ず失敗し、挫折をします。
しかし、指針させ明確ならば必ず、目標に到達できます。
先般も藤樹の宿に1泊だけで5月末に来られた方が、今度は3泊で来会されました。
その方は今までこの食生活は仕事上、
やむを得ないと勝手に自分でまじないをかけて、自己納得していたけれども
私の話を聞いて、これではダメなのだ。
藤樹の宿で帰る時にいただいた提案書(ライフ・プランのこと)通りにやってみようと決意したそうです。
そして開始するとここで学んだように友人の会食、職場の接待会食など
次から次へと強烈な誘惑が来たそうです。
しかし、少食に徹してきたところ1ヶ月で5㎏の減量で
目標の3ヶ月15㎏減量にいくという希望が見えてきたそうです。
挫折を乗り越えるとこの方のように頂上が見えてくるのです。
さあ、あなたの頂上をめざしていきましょう。