週刊新潮が最近、「食べてはいけない国産食品・実名リスト」を連載しています。
この連載の中で5、6回目でしたが、パンとラーメン。
いずれも週刊新潮が繰り返し使用した言葉は、「味覚破壊」でした。
パンもラーメンも今や日本の主食ですが、味覚破壊トリオといわれる
さらに、味覚破壊を助長するものとして「リン酸塩」、「人工甘味料」。
これらが大量に含まれているのが、食パンとカップ麺なのです。
味覚破壊トリオ+2つの大きな問題は、味覚破壊なのですが、
味覚破壊は塩分過剰を生み出し、それが高血圧を起し、様々な病気のリスクがアップしていきます。
悪の連鎖です。
中でも「タンパク加水分解物」は、生成過程で「クロロプロパノール類」という発がん物質が発生します。
最近は「低糖質」を売りにした食品が目立ちますが、
これに使用されているのがいろんな「人工甘味料」です。
しかし、これは肥満、糖尿病を招きます。
2014年には、「人工甘味料」が、
腸内細菌の善玉菌を減少させ、血糖値を上昇をもたらすという研究結果がでています。
また、最近、スーパーでは中食と同じくらいにスペースが増加したのは、
冷凍食品コーナですが、週刊新潮の危険な冷凍食品全リストを見ると寒気がします。
それは必ず冷凍食品に使用されている「リン酸塩」です。
これはカップラーメンにも大量に使用されています。
この使用に警鐘を鳴らす学者は、「毎日の食事で有機リンは充分摂れていますが、
冷凍食品に使用されているリン酸塩は無機リン酸塩で吸収率は
100%なのでリン酸塩過剰摂取になると
なぜ食品にこのような危険なリン酸塩を入れるのか。
カップラーメンにはすでに麺の中に「かんすい」として入っているようです。
入れると保水性が良くなり、弾力もつくからです。
またその中に入っている具にも使用されていますが、これは湯戻りが早くなるからです。
冷凍食品に使用されるのは、長期保存による変質を防ぐためだそうです。
また加工食肉にもそのような理由で使用されていますので、ダブルでリン酸塩を食べることになります。
週刊新潮の記者が、これは問題ではないかと
一律、「リン酸塩につきましては厚生労働省の定めている使用基準に基づき、
適正な使用をしております」です。
どこの会社でも週刊新潮の記者にそのように答えているわけですが、
すでにこの回答ほど人を馬鹿にしたものではないでしょうか。
同じ冷凍食品の中にダブル、トリプルでリン酸塩が使用されていて、
使用基準ははるかにオーバーしているのですが、単体では基準と言っているのです。
こうして私たちの体は蝕まれ、味覚破壊は更に進行していくのです。