しかし、白澤医師は、「白米はソフトドラッグだ」と断定しておられます。
ハードドラックは、いまでもなく覚せい剤、コカイン、ヘロイン、LSDなど中毒がきついものをいいますが、
白米がどうしてソフトドラッグなのでしょうか。
まず精製度の高いものが強い中毒になるのです。
白砂糖、白米、白い麺、食塩。
これらが大量に使用されているハンバーガー、ドーナッツ、コンビニで売られているジャンクフード、
インスタント食品、すべてマイドラックの塊で、
日本人は1億2000万人総マイドラック中毒患者ということになります。
特に白砂糖はマイドラックの横図なのですが、白米も列記としたマイドラックなのです。
白米は日本の伝統食だし、世界一の長寿国、
日本が白米を含めたマイドラック中毒患者だとは信じられないことでしょう。
しかし、白米も含めた精製されたものはすべてマイドラックで体を徐々に蝕んでいきます。
脳には「報酬系」という神経系があり、
このドーパミンは、強烈な快感を脳内にもたらす物質で、
この報酬系の作用で学習など意欲に大きな役割を果たしますが、
脳内麻薬といわれる「エンドルフィン」という物質があります。
麻薬のような働きをしますので、ランナーズハイもこの作用です。
笑いもエンドルフィンが分泌されるので病気の改善に注目されているのですが、
こうしたドーパミン、エンドルフィンの量が多くなり過ぎるとどうなるでしょうか。
それは依存症になるということなのです。
覚せい剤などハードドラックは、大量のエンドルフィンが出ますので、強烈な快感が発生し、
それを求めて依存症となっていきます。
とすれえばソフトドラックでも同じことが起こるわけです。
白い砂糖をたっぷり使用したお菓子、甘い炭酸飲料は、食べた時に「心地いい」と感じるものです。
ストレス発散にせんべい、まんじゅうをガンガン食べるのは、まさに中毒、「マイドラック患者」なのです。
白砂糖は脳を破壊します。
白米も白砂糖のように精製されていますので、同じプロセスとなります。
日本は食事といえば白米を前提にしています。
白米が当然という白米主義に完璧に支配されています。