世界で開発された人工化学物質は数百万、
これらはすべて体内に入りますので厳重な試験と検査があるのですが、
数が多すぎ、体内でどのようになるのか調べることは不可能に近いのです。
しかし、1974年に戦後すぐ認可されたAF-2(トフロン)に発がん物質があることが分かり、
社会は大パニックになりました。
なぜならば国民の大半が口にしていたからです。
豆腐、魚肉ソーセージ、ハムなどに大量にしようされていました。
今もなお数万種類の新規化学物質の添加物が開発されていますが、
安全性は相当、疑わしいものもあるのです。
ですから週刊新潮の特集記事が売り切れを出すわけです。
さて全国でパニックとなったAF-2(トフロン)は単に発がん性だけではなく、
わずか1gで200億個の突然変異細胞をつくる遺伝子異常がみられたことです。
ある学者は、AF-2(トフロン)のゆえにがんが
日本人死因の第一位になったのではないかとする語っておられます。
このパニックを鎮静化するために厚労省はマスコミを通して、
魚のこげが発がんだと公表しました。
これは後日、まったくのデタラメで、
鎮静化のための手段であったことが明白になります。
その後も食品添加物が問題になりそうだと魚のこげのような操作がなされています。
大笑いはハーブです。
大半が発がん性などあるわけがないのに発がん性が騒がれています。
たとえばステビアです。
今や抗がん剤にも有機農業にも甘味料にも白砂糖にかわる貴重なハーブであるステビアですが、
発がん性があると発表されてから、絶対にステビアを飲まない方を知っています。
さてAF-2(トフロン)ですが、
化学実験で発がん性と遺伝子異常が証明されましたが、
ただちにがんになったわけではなく、差があることです。
その差とは、唾液だという研究がなされています。
AF-2(トフロン)に唾液をまぜたら消えたからです。
つまりこのような毒でもよく噛んだらAF-2(トフロン)のようなひどい添加物でも消えたのです。
しかし、噛まなくてもよい豆腐にも入っていたのが気になりますが、
いずれにせよハム、ソーセージなど噛んだ方はガンにならなかったのです。
さて、この唾液、つまり唾(つば)ですが、普通、唾は汚いというイメージもあります。
しかし、キスを男女がする時はそうではありません。
また諺にも「唾をつける」とか唾、つまり唾液は不思議な役割を持っています。
唾液を辞典(ウィキ)で調べますとこのように書かれています。
「デンプンをマルトース(麦芽糖)へと分解するアミラーゼを含む消化液として知られる他、
口腔粘膜の保護や洗浄、殺菌、抗菌、排泄などの作用を行う。
また緩衝液としてpHが急激に低下しないように働くことで、
う蝕(虫歯)の予防も行っている。 」