40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 168 超少食の実践編  01   なぜ少食にすべきか 01 いつから食べ過ぎが始ったのか 01 ポンペイのごとく

昨日まで軽井沢でセミナーがあり、そこに3日間、滞在しました。

その前後、駒ケ根、蓼科のできる限りお値打ちなリゾートホテルにも宿泊しながら

帰宅しましたが、この6日間の旅で感じたのは、

軽井沢のどこにいっても豪華な食事で、肉料理を中心に豪華なメニューでした。

また2つにリゾートホテルもすべてバイキングのディナーで食べ放題でした。

こうした観光地では料理に相当の重きを置いており、

後は人件費の問題でしょうか値段の格差は、

外国人をいかに上手く雇っているかの勝負のようです。

私がこの1週間で体験したのは、

日本がいかに飽食の時代を謳歌している現実を目の当たりに見たことです。

つまり食べ過ぎ症候群に日本列島が完全に蔓延し、支配されているということです。

軽井沢は、日本ではトップを走る保養地であり、

避暑地であると同時に観光地化している軽井沢ですが、

何故かポンペイを想起しました。

軽井沢も背後に浅間山があり、活火山です。

2015年にも小噴火がありましたが、

1108年3月、約30億トンと推定される噴出物を伴う大噴火が発生し、

上野(こうずけ・関東平野北部)一帯に噴出物が降り積もり、

田畑に壊滅的な打撃をもたらしたのです。

そして同年7月21日になって突然大噴火を起こしました。

噴煙は空高く舞い上がり噴出物は上野の国一帯に及び、

田畑がことごとく埋まってしまった、と記されています。

この噴火は長野県側にも火砕流(追分火砕流)が約15km程駆け下り、

湯川、小諸市石峠付近まで達したというのです。

1000年前の出来事がポンペイのように発生する可能性が

限りなくあるように思えて仕方ありません。

今から約2000年前の西暦79年、

古代ローマでヴェスヴィオ火山が大噴火を起こし、

当時1万人と推測されるポンペイの都市が一晩で消滅しました。

後世の発掘調査により、

逃げ遅れた古代ローマ人たちが多数死亡したことも明らかになりました。

どうしてこのような悲劇が起こったのでしょうか。

ポンペイはイタリア南部に位置する保養地で、

当時の豊かなローマ人が過ごしていました。

日本で言えば弥生時代にもあたるこの時代の出来事が、把握されているのは、

ローマの博物学者・大プリニウスの資料が残されているのに加え、

発掘調査で住居跡や劇場、公衆浴場、下水道など、火山灰の下から

当時の建造物や美術品が良好な状態で出てきました。

流れ出た火砕流の有毒ガスなどに巻き込まれて、

人々は一瞬にして1万人が死亡しました。

その後、一昼夜にわたって降り注いだ火山灰などにより、

当時の荘厳な建造物や美術品と共に地中へ消えていったのです。

この発掘で注目は、

保養地ポンペイで休暇をする人々が過食嘔吐を繰り返していたことです。