2018年もあとわずかですが、今年の夏は異常な暑さで野菜は高騰しました。
毎年、いろんな理由で高騰していますが、
その背後に農家の高齢化、少子化で働き手がいなくなっているからだと
「未来年表2」では指摘しています。
私たちが住む高島市でも農地を基盤整備した広い水田は、
耕作しているのは大規模農業法人です。
すでに農業従事者の平均年齢が67歳です。
しかも65歳以上が全農家の65%を占めています。
60歳以上ならば全体の8割を占め、国内の耕地面積が30㌃、
年間の農産物販売額が50万以上の農家は32%減少です。
しかも稲作農家が80%。野菜農家も高齢化で大幅に減っていますので生産は減少傾向。
中でも施設園芸は65歳以上が5割を占めています。
稲作のような機械化ができず、天候不順で品不足で高騰が毎年、続いているのです。
あまりにも高騰すると家庭では野菜を避けたメニューとなり栄養バランスが崩れ、
糖尿病、心筋梗塞が急増します。
少子高齢化は国民の健康を大きく損なう事態となっています。
ならば野菜も輸入すればと思いますが、
加工野菜はすでに多いのですが、新鮮野菜はそうはいきません。
私の妹が高原野菜を栽培していますが、高齢になっても最前線でがんばっていますが、
滋賀県では最大の穀倉地帯ですが、荒地が目立つようになりました。
小学校の統廃合が近くありそうで、新庄小学校が消えるかもしれません。
私の生まれた小学校は相当前に統廃合され、空き地になっていました。
今年は高校野球100周年記念大会ですが、
すでに少子化で高校野球の編成ができない高校も続出しているようです。
何と東京大会では7チームが11の高校の編成チームだそうです。
他にもバレー、サッカーなどで試合に出るために何校にもまたがる
合同、編成チームの結成が相次いでいるのです。
そして体育会系のクラブが中学、高校、大学と拡大し、
運動嫌いの子供、青年たちが急増しているようです。
1週間の運動量が1時間未満が中学生で男子6.5%、女子19.4%。
小学生は男子75%、女子70%なのです。
これは少子化で塾通いが増加しているからだです。
そして集団で遊ぶ、外遊びもできない子供たちで
小学生の生活習慣病が急増しているのです。