日本の超高齢化社会の実態は、このブログでも何度も書いていますが、
まず
1・高齢者の高齢化
2・一人暮らしの高齢者急増
3・女性高齢者の増加
4・低年金、無年金の貧しい高齢者の増加
です。
中でも1と2は深刻です。私も含めてそうなのですが
65歳以上 3514万人
その内訳は80歳以上が 1047万人
80~84歳 529万人
85~89歳 339万人
90歳以上 206万人
70歳以上の総人口に占める割合は20%、
つまり5人に1人は古希を迎えた高齢者なのです。
そうなると街中が70歳以上の高齢者が占めています。
車の移動が困難になり買い物できず、移動販売も若者不足で困難になっています。
また農村部では移動に自動車は必須ですが、
高齢者ドライバーの事故も急増中です。
また、車いすの増加で公共施設のバリアフリー工事が追いつかず、
高齢者の外出も大変なことになります。
バスのノンステップ化もまだ及ばず、バスに乗るのを助けてバスの遅延が出ます。
またバスの運転手不足で廃止路線が続出しています。
京都市バスでも委託していた民間バス会社が人手不足で撤退し、
京都市は増加する観光客の足となっている市バス運行に頭を抱えています。
このような事態は全国で続出しています。
そして軽い認知症の高齢者により、買い物現場の混乱も全国各地で起こっています。
さらに高齢者の増加で低年金、無年金の高齢者の増加です。
その原因は、バブル時代への対応の誤りです。
そして世界的な価格競争で賃金を抑制する非正規雇用労働者の急増で
非年金者も続出しています。
また経済的な理由で親との同居、独身が増加しています。