日本は少子化、超高齢化で日本の人口が急減していくことを書いてきましたが、
危機は日本だけではなく、世界中、人類全体に及んでいます。
どのような問題なのかをまず整理してみましょう。
1・環境破壊、特に温暖化
2・人口の爆発的増加
3・食糧増産の行き詰まり
4・エネルギー不足問題
いずれも大きなテーマですが、簡単に人類の危機的な状況に今、遭遇しています。
まず大きな問題が1の環境破壊、特に温暖化です。
11月24日のFNNニュースではこのような内容でした。
・・・地球温暖化に影響する二酸化炭素など、温室効果ガスの濃度が、
観測史上最高を更新した。WMO(世界気象機関)によると、二酸化炭素など、
主要な温室効果ガスの2017年の世界平均濃度は、いずれも観測史上最高を更新。
また、オゾン層を破壊するフロンガスの一種の「フロン11」についても、
1989年から規制対象になっているにもかかわらず、2012年以降、
大気中の濃度の減少速度がその前の10年間に比べて、3分の2に鈍っているという。
原因として、「フロン11」が、東アジアの地域で、いまだに生産・排出されているためとみられている。・・・
そしてAFP時事通信では英国のネイチャーに記載されたのは、
「21世紀末には地球上の多くの地域で熱波や山火事、豪雨、高潮といった複数の壊滅的な気象災害が
一度に発生するようになる」と警告する論文です。
さらにこの論文では、
「大気中の二酸化炭素(CO2)やメタンなどの温室効果ガスが過剰になったため、
生命を脅かす大規模な気象災害が発生し始めている。
始まりは気温上昇だ。主に乾燥地帯で干ばつ、熱波、山火事を引き起こし、
非乾燥地帯には豪雨や洪水をもたらす。
その被害は海面上昇によって拡大する。
従来は、気候変動が引き起こす個々の事象についての研究が多く、
人間社会が同時に複数の気象災害に見舞われる可能性が見逃されがちだった。
しかし例えば米フロリダ州は昨年、深刻な干ばつ、記録的な気温上昇、
100件を超える森林火災、同州史上最大級の勢力だった
大型ハリケーン「マイケル(Michael)」の上陸を経験した。