中国のポータブルサイトの記事は、日本にもそのまま適用できますので、さらに引用します。
・・・中国では夫婦8組のうちの1組は不妊であり、
この比率は20年前に比べて3%高くなっている。
中国男性の精液1ccに含まれる平均精子数はわずか2000万個前後だが、
1940年代の平均精子数は6000万個以上であった。
世界保健機関(WHO)が男性側の受精限界としている数値は、
精液量が2cc以上、精子数が1cc当たり2000万個以上、PHは7.2~8.0などであるから、
中国男性の平均精子数はすでに受精限界にあり、
平均精子数がこれ以上減少すれば、不妊の夫婦数は大幅に増大する。
従い、このまま残留農薬を野放しにして、抑制する方策を採らないのであれば、
50年後に中国人は子供を産めなくなるという鐘南山の予測は正しいものとなりかねない。
残留農薬が妊婦の流産、死産や胎児の奇形を引き起こしていることは、
世界が認めている。多くの統計が、
妊娠期間中に農薬に触れた女性に流産、死産、先天性奇形の発生率が
顕著に増大していることを示している。
農薬は先天性奇形やダウン症などの構造や機能の異常を引き起こす。
深刻な場合は、胎児の発育停止、流産、早産、死産を発生させる。
また、児童の成長発育期には、
彼らの急速に成長する細胞は容易に農薬の影響を受けやすい。
目下、新生児の奇形率は5%を上回っており、
全国で毎年生まれる奇形児の総数はすでに100万人を超えている。
「新華社」の報道によれば、重慶市だけで毎年700人以上の新生児に尿道下裂があり、
外性器は女性に似て、生殖器の両性奇形を示している。
彼らは成人後に性機能と生殖能力を喪失する可能性が高いが、
全国では毎年このような尿道下裂の新生児が20万人近く誕生している。
また、農村における小児白血病患者の40~50%は、
その発病の誘因や直接原因が農薬に含まれる化学物質であることは、
多くの調査資料で判明している。
有機塩素系農薬が主として作用する器官は大脳の中核となる神経系統で、
脳や智力の異常を引き起こし、反応遅滞、智力低下、無表情などの症状を呈するようになる。
人間の細胞中の有機塩素農薬の濃度が体重1kg当たり100万分の3gになると、
大脳の発育を促進する蛋白質の合成作用が完全に停止し、
大脳は発育しなくなる。子供が有機塩素農薬に汚染されると、体重が軽くなり、
頭が小さくなり、智力が低くなり、年齢が増すに従い智力の低下は激しくなる。・・・
日本でも精子が極端に少なくなっているとNHKスペシャルで放送されたのです。
日本でも農薬など環境ホルモンで子供が産めなくなる深刻な問題に直面しているのです。