白米中毒、白砂糖中毒、シロップ(果糖ブドウ糖液糖)中毒などすべてビジネスモデルがすべての原因です。
それは中毒にさせて、常に買わせる、食べさせるというビジネスモデルなのです。
まず白米のビジネスモデルは、カレーライスと丼チェーン店です。
ここで食べる人たちはサラリーマンに多く、大半の方はまず噛んでいません。
飲み込みです。
薬物を大量に摂取しているのと同じです。
効率優先、リピーター優先で食べるサラリーマンのからだのことなど考えてはいない
ビジネスモデルが外食産業なのです。
ですから「害食」なのです。
このことで白米中心の食生活は当たり前となり、白米中毒に侵されて、健康をそこね、
国力低下にさせてきたのです。
白米は江戸時代に江戸の町民、武士階級に広がり、江戸病といわれていました。
いわゆる脚気です。江戸や大阪以外の地方では、
弥生時代から続く、玄米と一汁三菜でこれぞ日本の伝統食です。
宮沢賢治は、よく知られた「雨にもマケズ」の中で
「1日に玄米4合、味噌と少しの野菜を食べ」と歌っています。
明治の時代、日本の農業は機械化されていませんので、すべて肉体労働でした。
日の出とともに田んぼに出るという肉体労働でしたから、4合食べるのは当たり前です。
おかずは味噌と野菜だけです。
そもそも日本が欧米食を物真似してから、日本の食体系は完全に崩れました。
なぜなら欧米食には、主食という概念がありません。
日本食は主食が玄米で、副食は野菜、魚と明確です。
日本ではフランス料理というと何か贅沢な感じがしますが、
フランスの食卓は日本人の考える食卓よりもかなり質素であり、主食はバゲットです。
フランスに住んでおられた方のリポートを紹介します。
・・・フランス人の朝食というと、焼き立てのクロワッサンが真っ先に浮かぶのではないだろうか。
だが、クロワッサンは少し贅沢だ。バゲットは「棒」という意味で、70~80㎝のフランスパンを指す言葉だ。
日本のバゲットよりはるかに長いため、1本で家族分のパンを賄うことができる。
バゲットを切り分けて、バター、ジャム、はちみつなどをつけると立派な朝ごはんの出来上がりだ。
バゲットをちぎって、カフェオレやショコラ(ココア)に浸して食べるのがフランス流である。
食後の洗い物はコーヒーカップだけ家庭内では、子どもが少し大きくなると家事の役割が与えられる。
朝起きて、テーブルにお皿とナイフを並べる。
バターやジャムを冷蔵庫から出す。
戸棚からパンを出す。
夫はお湯を沸かす。
家庭によってはお皿を使わず、紙ナプキンや布ナプキンの上にバゲットを乗せいただくこともある。
食後の洗い物はコーヒーカップだけ。
食洗機にコーヒーカップを入れて朝食が終了する。・・・
日本人の想像とは大違いです。では夕食はどうなのでしょうか。