玄米ではなく、なぜ白米がマイルドドラックと化してしまうのか。
玄米を精製すると白米になるのですが、この「精製」ということが
本来玄米に存在する栄養素とカロリーが分離されてしまうのです。
サトウキビの精製から白砂糖が誕生するのと同じです。
精製により、玄米の栄養素が分離され、カロリーだけの害毒という
まさに粕(カス)と化してしまうのです。
江戸時代に白米のご飯を食べるようになったのは、銀シャリというその上手さに魅せられてしまい、
大流行しました。現代人はカロリー摂取オーバーであり、
肥満、糖尿病など生活習慣病の温床となっています。
このようなカロリー過剰にもかかわらず、栄養素は不足する事態となっています。
そこにファーストフード、ジャンクフードというアメリカ食が食の主役となり、
高カロリーで、ビタミン、ミネラル、食物繊維が不足していますので、
栄養素はかなり不足しています。
アメリカ食の本場では、メタボが全国民の3割といわれ、日本はみごとにその後を追っています。
過剰な高カロリー食におぼれ、栄養失調に陥るという不健康のスパイラル食生活です。
ダイエットするならこの高カロリー食をセーブする方法が一番となります。
玄米菜食や少食が最適なダイエットとなります。
本来、日本人は「主食+副食」で主食を食べるために副食の味を濃くするようになっています。
まずは副食の味を薄くしていく(減塩や砂糖を摂らない)ことと野菜中心にする。
主食は玄米。
これを少食でよく噛むというのが、私たち藤樹の宿の古民家ファスティング指導方針です。
ただ残念なことに高島市に来てから経験していますが、
周囲のレストランはすべて白米中心で味が濃く
少食ファスティングの認識はゼロの農村特有の地方都市であることです。
日本中がそうですが、中でも高島市のどこで食べても味が濃い(つまり塩分過剰)であるのは閉口しています。
やはりこれは調味料に大きな問題があります。
その代表的調味料とは、塩、醤油、砂糖ですべて白米に照準が合わせられています。
まさにマイルドドラックの本場です。
そして2月21日にオープンした「PRANT高島店」では、
イーストインコーナに何とバカデカおにぎり登場です。
140円でコンビニおにぎりの4倍。しかも福井産コシヒカリと美味しく、
オープンの時に買って食べましたが、まちがいなくドラック化します。
また、その横ではバカでかいピザが1300円。ビザ店で食べる3倍か5倍の量です。
これでは高島市民、全員、メタボになります。
このようなスーパーの登場は、まさにマイルドドラックそのもので、
高島市はまさにマイルドドラック間違いなしの象徴となるでしょう。
儲かるのは医療機関とドラック関連店です。
マイルドドラックの怖さは、塩分摂りすぎ、糖分摂りすぎとなり、