ある研究者がマクロビアンで玄米菜食を実践している方たちと
していない方との健康体調査をされました。
23歳から78歳までの方の追跡調査です。その結果、
1・BMI平均値 19.0
日本人の成人平均値より15%~20%スリム
2・血圧 7割以上 理想的な血圧
3・血糖値 全員基準値内
肥満、糖尿病とは縁がない
4・栄養素
エネルギー摂取量 一般的日本人より低い 23%のカロリー制限
マグネシウム、鉄、ビタミン類が多い
食物繊維は1.8倍もある
過食を避け、肥満を抑制し、たくさんのビタミン類が体内の代謝を助けて、
体を老化から守っている。さらに食物繊維が余分な脂肪、食塩の吸収を抑えていてくれる。
そして腸内の正常化を促進している。
という研究結果だそうです。
私もマクロビを実践していますので、この結果は納得です。
よって藤樹の宿にファスティングに来られる方には自信をもってオススメしているわけです。
日本ではマクロビアンという原理主義があり、ある種の宗教的な儀式になっているのが問題です。
あるサイトにこのような記事がありました。
・・・マクロビオティックの理論通りに実践しようと真面目になるあまり、
視野が狭くなってしまう傾向があるひとたちがいます。
彼らの考え方の傾向として、正しいか間違っているかで物事を判断しているようです。
正しいか間違っているか。
この二つが基準なので、「マクロビオティックは正しい」という判断が入ってしまうと、
「マクロビオティック以外は間違っている」と思いこみ排除しようとします。
現代社会で、マクロビオティックを実践する人達は圧倒的に少数派。
付き合いも悪くなり、家族の中では孤軍奮闘し、孤立していってしまうのですね。
するとますます正しいことに固執して心まで堅くなってしまう。
そうなったら、「マクロビオティック」の良さを全く生かせていません。
むしろ、害になっています。
いったん、食べ物云々よりも、正しさに固執してしまう心を見直して行った方が良いです。・・・