マクロビ批判をまとめた記事を紹介します。
1・なんとなくマクロビはあやしい、という印象が世間にはあったと思うのだけれど、
やはりその決定打になったのは、スティーヴ・ジョブスが亡くなったこと、なんだろうと思う。
彼は癌で亡くなったけれど、自分が癌とわかったとき、マクロビにはまっていた彼は、
一切の治療を拒否してマクロビで治そうとしていた、といわれてる。
2・マクロビオティックとは、食事の方法の一つで、
江戸から明治にかけて活躍した石塚左玄という医師が理論を完成させました。
石塚は、日本の農家の伝統的な食事が、人間の体のルールと自然のルールに従っており、
医学的にとても優れていることを証明したわけです。
石塚の指導の下、生まれつき心臓に障害を持っていた桜沢如一が、
食事療法で心臓障害を克服し健康体になったことで、
そのすばらしさを広めようと日本で活動しました。
しかし、当時の日本人にとっては、あまりにも当たり前の食生活だったため、
桜沢は日本で広めることをあきらめました。
日本での活動をあきらめた桜沢は、海外に石塚の理論を広めようと思い立ち、
シベリア鉄道に乗り、ヨーロッパに渡りました。
ヨーロッパでは桜沢が広める石塚の理論を「すばらしい」とたくさんの人達に受け入れられました。
そして、フランスで石塚の理論を「マクロビオティック」という名称に命名されたのでした。
桜沢はフランスでは名誉ある日本人として尊敬されています。
その後、桜沢のお弟子さんたちにより、世界中にマクロビオティックは広まりました。
それからだいぶ後になって、日本に入ってきたのです。
日本にマクロビオティックとして入ってきたときには、日本の食習慣も様変わりしており、
昔ながらの食生活に戻ると言うより、新しい理論を実践する食事スタイルという認識になっていました。
つまり、マクロビオティックは、元々は昔の日本人の食事スタイル。
昔の日本人は、陰陽の法則などの理屈など知らなくとも、
自然に親たちから教えられた通りにしていて、それで充分元気だったのです。
元々日本の伝統食品なのに、マクロビはなぜココまで批判されるのか?ずっと不思議でした。
私は日本の伝統食生活を送っていて、マクロビについてはほとんど知らないのですが、
マクロビオティックを実践していると認識されることが多々あります。
「体に悪いよ」と言われたことは何百回とあります。
そしてマクロビオティックを実践している人たちにもたくさんお会いしました。
みなさん、生き生きとして健康で自立的な精神を持っています。
マクロビオティックが人生に大いに役に立っている人たちですね。
ただ、希にマクロビオティックやらない方がよいんじゃないの?と思う人たちもいます。
彼らは、マクロビオティックをしていることで人生を暗くしている感じでした。
そして、マクロビオティックを止めた方がよいんじゃないの?と思った人達の共通点を発見しました。
【1・2の解説】
マクロビより以前にすでに日本では玄米菜食を伝えている東城百合子さんなどがおられ、
マクロビアンならなくとも玄米菜食を自然にする方たちもたくさんおられます。