慢性疾患の代表ががんです。
がんの治療は日本の場合、三大治療(外科手術、抗がん剤治療、放射線治療)が大半を占めています。
しかし、船瀬俊介著「抗がん剤で殺される」に書かれていますが、
これらの治療で助かる方もありますが、船瀬さんは逆にこの三大治療で殺される方が多いと
詳細に報告しておられます。
少し船瀬さんも紹介しておられますが、伊藤医師は現代医学をくつがえす玄米食で、
がんを延命させたり、緩和されておられるケースを紹介しておられます。
まず、現代医学による薬漬や対処療法という力の医学は
20世紀の生んだものでその力の医学では限界があることが分かってきたからです。
アメリカでは代替医療(オルタナティブ・メディスン)、イギリスでは補完医療(コンプリメンタリー・メディソン)
という医療改革運動が生まれてきたのです。
近代西洋医学が非科学的だと排除した中医学、インド医学、世界各地の伝統医学、
民間療法、またかつての西洋医学の中核だったホメオパイシー、アロマセラピー、
各種心理療法。また気功、健康食品、サプリメント、ファスティングなどです。
こうした代替医療はマクガバンレポートの出た1977年から急速にアメリカを中心に拡大していきました。
そして1992年は西洋医学の治療総額を代替医療が上回ることになります。
国立がんセンターと同格の「アメリカ国立補完統合衛生センター」に昇格させています。
こうした流れから日本でもそのような機関、団体をつくる動きが起こり、
アメリカとは規模は違うものの発足していますが、
日本はまだまだアメリカとは数十年も遅れているのが現実です。
特にファスティングでは100年遅れです。
いずれにせよ医師中心の一方的な西洋医学から、
自分で病気を治す自然治癒力の時代となってきました。
医師は人の体の修理屋さんではないということです。
病気を根本的に治すのは、自分自身であり、自然治癒力を信じることです。
がんになれば安易に三大治療を選択せずに自然治癒力を得るために勉強もして、
自分で癒すことの選択をしなければならないのです。
病気になるのも自分自身の責任まさに生活習慣であり、
治すのも自分自身の責任なのですから。
これまでがんになれば治してもらうのは医者の責任ということを信じ込んできましたが、それは違います。
がんの手術が失敗したから医師を訴えるというのも間違いです。
まず、なぜがんになったのかをよく考え、何とか自然治癒で治す方向性を探求すべきです。
医師まかせ、病院任せで終始するのは止めましょう。