「糖質制限食ダイエット」が世間一般に注目されてきたのは2013年頃で、
2018年に生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研が調べた結果、
ブームが続く、糖質制限ダイエットの実態を調査では、
ダイエッターの約6割が糖質制限の経験アリ!と答え、
経験者のうち、痩せた人は7割以上だということです。
ではどのような糖質制限ダイエットかという調査では、
その名の通り「糖質」を控えるダイエット方法ですが、
どこまでの糖質を制限するかは人によって異なりますが、
一般的には、お菓子やジュースといった砂糖の量が多いもののほか、
ごはん・パン・麺類などの炭水化物を制限するケースが大半です。
2012年~2013年頃から注目され、その後さらに認知が拡大し、
特にここ数年は一大ブームと言えるほどの人気を集めています。
しかし一方で、糖質制限ダイエットのやり方次第では、途中で挫折してしまったり、
集中力がなくなるなど日常生活に支障をきたしたりするといった声も聞こえるのが現状です。
さらに調査では、過去1年の流行ダイエット、1位は「糖質制限ダイエット」!
経験者も6割近くになっています。
「過去1年以内に流行したと思うダイエット法」を聞いたところ、「糖質制限ダイエット」が
81%で最多に。続く「プチ断食・ファスティング」(50%)、
「筋トレダイエット」(37%)、「スクワットダイエット」(28%)、「スロージョギングダイエット」(20%)、
「ヘルシースナッキング」(16%)などに大きく差をつけて1位になっています。
さらに、実際に「糖質制限ダイエットに挑戦したことがある」と答えた人も56%にのぼっており、
6割近くのダイエッターが糖質制限ダイエットの経験者であることがわかりました。
経験者たちにダイエットの結果を聞くと、
「痩せることはできたが、目標体重には到達できなかった」(52%)という人が最多で、
「目標体重に到達し、ダイエットに成功した」と答えた人は5人に1人(20%)という結果に。
糖質制限ダイエットにより体重が減少した人自体の割合は合計で7割を超えていますが、
道なかばであきらめてしまう人も多く、理想の体重まで痩せられた人は少数派のようです。
実際に、「糖質制限ダイエットは、目標達成前に挫折してしまいがちであると思いますか?」
という質問では、実に83%が「そう思う」と回答。
実際に、過去の糖質制限ダイエットで「目標体重に達する前に挫折したことがある」人も
80%にのぼりました。
今、私が運営する「古民家ファスティング藤樹の宿」には、
糖質ダイエットで失敗した方が何人も来ておられます。
そのブームがいかに危険なものかを連載していきます。
本来、もう一つのブログ「40日ファスティング体験者の本音」に連載すべきですが、
そちらでは「少食ファスティング基礎講座」を連載していますので、
まずはこのブログに記載して、連載が終わる(1年後?)頃、
糖質ダイエットを始め、危険なダイエット方法の特集を連載していきます。