人類の始まりは科学的にはダーウィン説では猿類からであれば
またダーウィン説を否定する創造科学では根拠は創世記ですが、
人類最初のヒト、アダムとエバが住んだ楽園での食べ物はすべて果物、野菜でした。
いずれも肉食が人類の最初であり、長い歴史はすべてウソとなります。
そしてヒトをはじめ動物の歯をみれば分かります。
大半は草食に適した歯の構造です。
特にキリン、ゾウなど大きな動物は平らな歯なので草食しか食べません。
人間の歯は32本で奥歯が20本(62.56%)で
穀物をすりつぶす臼歯、前歯が8本(25%)、野菜、果物を食べる門歯、
残り4本(12.5%)が、肉や魚をかみ切る犬歯です。
したがって87.5%が、炭水化物を食べるようになっています。
人が創造された時から、炭水化物を食べるようになっているのです。
では人類の肉食はなぜあるのか。
食料になる草や木が育たない厳寒の中部ヨーロッパ以北に移動して
住んだヨーロッパ系の先祖は、
生命維持のために狩猟と牧畜生活になっていったのです。
肉食中心だと思われていますアメリカですが、
19世紀まで肉や卵はままならず未精白の穀物(黒パン、トウモロコシなど)とポテト、
野菜、果物が中心の食生活でした。
2位のガンなどに罹る人は少なかったのです。
稀なガンでも胃がん、子宮頸がんなど現在の発展途上国と同じガンしか発生していません。
しかし、大陸横断鉄道が完成した1900年から牛肉、牛乳の生産が急増し、
第二次世界大戦で軍需景気に沸き、経済発展した1940年代から
肉、卵の生産は急増しています。
そしてこれまでの穀物、イモ類の摂取が急減します。
そうしますとまず心筋梗塞が激増しました。
そしてガンも胃がん、子宮頸がんが減少し、
肺がん、大腸がん、前立せんがん、子宮体がん、卵巣がん、すい臓がん、食道がんなど
欧米型ガンといわれるガンが急増していきました。
糖尿病、痛風、肥満が急増していきましたので
遂にアメリカは栄養問題特別チームをつくり、
委員長は上院のマクガバンなど多くの議員、様々な分野の研究者が
3年にわたりアメリカと全世界を調べ、
5000頁に及ぶマクガバンレポートを国会に上程しました。(以後、Ⅿレポートという)
Ⅿレポートの総責任者であったマクガバン上院議員は
この序文に「私たちはバカだった。
なぜなら今まで造病食ばかりを食べていたからだ」といったそうです。