保険営業時代を今振り返ると本気で武士道に生きて営業活動をしていたと思います。
父が莫大な負債を抱えているのは、本家の罠でした。
それを知った時から武士の反撃、復讐心が燃えたぎってきたのです。
まさに赤穂の仇討のようなものです。
保険営業を開始してから3年後の年末に、
罠を仕掛けた本家の叔父の前に1000万円の札束をどーんと積んで返済した時は、
はまさに吉良の殿の首をとったような気分でした。
そして桑名が営業基盤だったのですが、
必ず、名古屋市を占領すると宣言していました。
桑名市内だけで十分、食べていける成績だったのですが、
私の中に「風林火山」は生きており、ということをそれから10年後、
本当に名古屋市に本社を設け、三菱銀行とタイアップして名古屋市内を走りぬいていたのです。
気がついたらALICOの世界ナンバーワンとなっていたのです。
つまり本家への仇討から始まった保険営業はまさに武士道精神そのものでした。
当時の保険営業の常識的な営業を
完璧に打ち破る武士道的営業であったからこそなしえたことなのです。
ですから戦国時代の大河ドラマは必ず必見で多くのことを教えられました。
「武田信玄」、「信長」、「女太閤記」、「利家とまつ」、「黄金の日々」など
武士道を伝えているドラマはすべてDVDを購入し、何度も見ました。
また人生の大きな岐路に立った4年前には、「塚原卜伝」と「ハゲタカ」(いずれもNHK)は
100回は見たと思います。
武士道を刻印して、多くの問題が山積する4年間でしたが、何とか突破できました。
武士道はこれから李登輝の「武士道解題」で詳しく紹介していきますが、
体系としての武士道ではなく、体験的武士道です。
そして日本はこの武士道精神を回復する必要があります。
企業経営の国家の運営も会社員も農民もすべてです。
そして断食もです。
ヨガ断食のようなインドの借り物、
また聖霊派の韓国式断食という
韓国の大きな断食祈祷院の猿真似断食施設など必要ありません。
本気で「風林火山」を掲げて、走りぬき、
塚原卜伝のように武士として1000日回廊をして断食で聖別していかないと
これからもGAFAにこてんぱてんにやられて終わりということになります。
マクドナルドに列をつくって買いにいくなど売国奴の何ものでもありません。
今こそ、サムライ・ファスティングで腹切りではなく、
塵灰を被って、筵の上で断食して、卜伝のような上からの力を待ち臨むことをしない限り、
打開の道は開きません。