最近、このブログでサムライ・ファスティングのカテゴリーを開始し、
特に新渡戸稲造の「武士道」を書いてきましたので、
ファスティング講座でも話すことが多くなりました。
最近、来られた女性の方にも、「サムライ・ファスティング」を話しましたので、
その要旨を紹介しましょう。
この方はビジネスの最前線で活躍しておられ、
心も体もリセットするために3泊4日で来会されました。
今、カウンセリングで分かりましたのは、食事には気をつけておられますが、
しかし、食事量が多いということ。
また、何かを飲むような速さであることが大きな問題です。
食べ過ぎは血液を汚し、生活習慣病を呼び込みます。
そこに早喰いという食習慣は最悪の習慣です。
そして様々な健康法やダイエットにもチャレンジして来られたようですが、
リバウンドで標準体重をかなりオーバーしておられますね。
そのような食習慣は断ち切らないとズルズル、ダラダラと
同じような食習慣に引き回されていきます。
では断ち切るにはどうしたらいいのでしょうか。
私は日本に素晴らしい言葉があることに気づきました。
それは「サムライ・ファスティング」です。
サムライとは欲望(特に食欲)を止めるという意味があります。
つまり欲望を止めるという覚悟が必要なのです。
その覚悟がなければ、つまりサムライ精神、つまり武士道精神がなければ、
食欲は止まらないのです。
ではあなたは女性なのでサムライは男子ではないかと
思っておられるかもしれませんが、
日本では昔、女性は「大和撫子」といいました。
「大和」とは日本のことですが、ナデシコは食物の名でもありますが、
かつてサッカーの世界ですが、
この命名は、2004年アテネ五輪のときに一般公募で選ばれた愛称で、
「女子代表の持つひたむきさ、芯の強さにぴったり」という理由からでした。
この「撫」(なで)は、「て」へんに「無」と書きます。
この無という感じは非常に重要なのです。
無になるというのは哲学、宗教、科学的な説明もできますが、
私は武士道的にいえば、自分を無にすること、
いったんリセットすることだと思います。
つまりファスティングでゼロにすることです。
そうしないとそれでの自分の肉的な食の快楽の欲望に引きずり込まれ、
その欲望を断ち切れないのです。
まず断ち切るという覚悟こそ武士道であり、
日本女性の武士道を表す言葉が「大和撫子」なのです。
ですからサッカー女子チームに