さらに「週刊文春」での船瀬批判は続きます。
先回、登場した辛医師は、
「断食で年配者の場合だと脂肪だけでなくても筋肉も燃焼しますから、
サルコペニア(筋力、筋肉量の低下)の状態になる危険性があります。
体の細い人はやめたほうがいい」と書いていますが、
これは馬鹿としかいいようのない批判です。
30日間から40日間の断食をしていますが、
これらの国々で辛医師のようなことを語ったら、
神への冒とく罪として石打の刑で殺されます。
酵素栄養学を唱えておられる鶴見医師は、辛医師の批判に対して、
「断食2~3日目から、ケトン体が生成されるようになり、
そのために糖新生での筋肉の消費が抑制され、
脂肪組織の消費が加速されるようになり、
そのため糖新生での筋肉の消費が抑制され、
脂肪組織の消費が加速されると考えられています。
ですから最近、このケトン体を使ったダイエットが人気を集めています」
とあり、辛医師は、「筋肉消費は抑制される」という事実を
全く無視していることになります。
ファスティング体験すれば確実に脂肪は落ちますが、
そもそも筋肉の低下などあり得ないのです。
私は25年間、断食指導をしてきましたが、
この間、60歳以上の方も40日間断食を何人もしておられ、
私も60歳を超えても長期断食や今もなお少食ファスティングを
毎日、続けていますが、筋肉量の低下など一度も体験していません。
むしろその真逆で筋肉量が増加しているのです。
まさにケトン体に感謝するしかないのです。
つまり辛医師は、
断食を悪とみなす半断食に凝り固まっている世界から100周遅れの
悪しき日本の医療従事者の典型的な断食反対意見を
週刊誌で述べているにすぎない愚かな医師だということです。
また、多くの患者を断食療法で治しておられる菅野喜敬医師は、
「インスリン依存患者15人を断食で全員完治させた」と証言していますが、
このことに対しても科学性がまったくなく、
インスリンをやめたら糖尿病の昏睡によって一週間で死に至ります」と
佐藤祐造医師(みずほ大学学長)は批判しています。
しかし、断食指導した菅野医師は、
世界の断食指導のセオリーである断食の鉄則である減食指導を確実に行い、
食事コントロールをして、徐々に少食ファスティングを実施していかれたのです
。その結果、15名の患者の完治となっているのです。
これを頭から無茶苦茶で完全な間違いと批判した佐藤医師も
辛医師と同様、世界の常識である断食療法の世界を無視した
実に100周遅れの日本しか通用しない
日本版近代医学の枠を出られない愚かな医師の反論なのです。