好転反応から酵素ジュースファスティングの恐怖へと話題を進めましたので、
さらに追加しておきます。
2017年7月21日からの「私のファスティング(断食)体験」で詳細に書き、
それは「断食救人類の書」にも記載しました。
問題は現在も多くの断食施設で酵素断食が平然と行われていることです。
しかも白砂糖は問題だからと黒砂糖を用いている施設もありますが、
その酵素を使用している裏側を知ったら、
誰もこの断食施設には行かなくなることでしょう。
聞くところによればこの断食施設の責任者は、
白砂糖では良心がとがめるので黒砂糖にしたそうです。
しかし問題はいくつかあります。
まず、第一に材料の果物が無農薬栽培ではなく、
農薬まみれの規格外の超安価のものを通販で購入していることです。
ましてや全くそれを洗っていない状態だそうです。
つまり水で少し注いで水をふき取ることをせずに汚いまな板の上で切って、
しかも消毒もろくざま洗っていないポリの桶に入れて、
黒砂糖を材料の1.2倍、つまり10㎏の果物(主にリンゴやミカン)の上に投入し、
毎日、これまたろくざま手も洗わない汚い腕をまくって攪拌しているという
完璧な食品衛生上、大問題の方法で手造り酵素を作り、
断食に来会する方に提供していることです。
そして攪拌が十分でないためか、白カビが生えていたので、
スタッフがこの代表者にこれは廃棄しないとだめですよと言いますと
高圧的にこう言ったそうです。
「大丈夫だ。こんなことで食中毒などならない。
白カビの生えた果物のところだけ廃棄しなさい」と。
そこでそのスタッフは手でその白カビのところだけをビニール袋に入れて、
捨てたそうです。
実際にそのことを体験したスタッフから直接、聞きましたから間違いないことです。
このような食品衛生上、極めて不衛生な管理で作られた酵素ジュースを
断食滞在中の方に750ミリリットルを3000円で販売し、
帰宅されてからも希望者に冷凍で送っているようですが、
これはもう犯罪行為です。
このようないい加減な酵素を用いるばかりか、ここに来会される方は、
ペテン的な手造り酵素(黒砂糖がただ溶けただけの砂糖漬にすぎないしろもの)に
費用を払い、犠牲を払ってくるファスティングをする方への
冒涜だと言わざるを得ません。
しかし、これはこの施設だけではなく、酵素を手造りで施設利用者に作らせて、
それを飲ませている施設もあり、これまた不衛生極まりない方法なのです。
では市販の酵素はもちろん食品衛生上は大丈夫だとしても多くの問題があるのです。