そして私は生まれて初めて韓国のオサンリ祈祷院と
その後で20年間共に会社経営を助けてくれた最愛の妻が急死します。
しかし、私は断食祈祷と霊的な戦いこそ私の人生後半を賭けるに値することだと
それが悲劇の始まりでした。
それは21年目で彼女は
「境界性人格障害者」(以後、ボーダレス)であることが分かったからです。
それまでの奇行、言動が死別した最初の妻とは雲泥の違いでしたから、
あまりにも可哀そうで何とかしなければならないとか、
自分が悪いのではないかと葛藤して来た21年間でしたが、
ある断食に来会された方の夫がボーダレスであったと私に言われ、
この方も21年目に離婚して、ようやく自由の身になれたということでしたので、
気になってボーダレスをネットで調べていくと
そっくりそのまま当てはまる女性だったのです。
そして私にもスタッフにも語っていたことの99%が
嘘八百で塗り固め固められていたことが分かってきたのです。
私はまさに断食祈祷して祈った結果、
あるサイトで妻のボーダレスに苦しんできた夫の告白こそ真実と分かり、
ともかく逃亡すること以外に救いもなく、私自身が相手を殺すか、
自分が死ぬかのところに追い込まれていましたので、
まずは避難することでしか救いの道はないと決断しました。
この21年間のボーダレスとの戦いは
スリルとサスペンスに満ちた物語になりますので、今回は省略し、
いつか詳細にノンフイクション小説として書きます。
ここで問題は霊的に権威ある断食の指導者というものが
いかに危険なことなのかということを見抜くことは、
極めて困難だということなのです。
今でもここで奉仕していたスタッフは霊的権威者として崇め、
しかもリバイバリストとして最も尊敬するということを
自分のFacebookなどで明確に公言していますので、
そのマインドコントロールはいかに強烈なものであることかということです。
彼女は私と離婚後、2年後にガンで死亡しましたが、
24年前に発行した本は少なくとも私の手元にあるものは焼却しました。
正直、魔女の催眠に引っかかった眠り姫のような状態に陥っていたことが分かり、
汚らわしい書物なので、焼却することは当然なことでした。
そしてパトモス社(あなたの健康社の前身)の2冊の書籍は
すべての在庫をそこから滋賀県に送ってもらいましたので、
再版をしていく予定です。
私がそこまでする原因はすべて虚偽で固められていたことを知ったからなのです。