リバウンドはファスティング最大のリスクなのでそれを回避するためには
日常的にファスティングを取り入れることがまさにリスクマネジメントなのです。
それを提唱しているのが藤樹の宿方式である「超少食ファスティング」です。
日本国内の断食施設は、明確に二分化しています。
金額が一泊当たり5000円前後で長期滞在型の施設ですが、
これは安価だけにサービスに欠けることが多く、
ネットの書き込み評価がかなり悪い状態です。
そして2万円~3万の施設では、さすがにネット書き込みはありませんが、
1万前後では時々あります。
そのような中でリバウンド対策を明確に
フォローアップすることを打ち出している施設はまだ数少ないのが現実です。
酵素ジュース断食をしているA施設は、
リピーターが80%だとサイトに書いていますが、
実態は宿泊費が手ごろであること、
そして酵素ジュースの砂糖中毒に陥っているからなのです。
帰宅後も酵素ジュースを何本も注文して来られるのがその証拠です。
こういう方は間違いなく砂糖による健康被害が続出しています。
すでにガンに罹患し、亡くなっている方も何人かあるからです。
そしてリバウンドして、体重が減らない、
過食がかえってひどくなり精神病院に入院した方もあります。
ゆえにリバウンド対策は必ずしなければならない断食施設の使命なのです。
しかし、人手不足、ノウハウ不足でできていないのが現実ではないでしょうか。
その理由はコンサルティング能力と
ファイナンシャルプランニング能力で訓練された人材がいないからです。
さいわいなことに私はこのいずれも勉強もしてきましたし、
都市銀行と組んで提案書を書き、契約をしてきた経験がありますので、
ノウハウを蓄積しています。
そのことから藤樹の宿退所後のアフターフォローを明確にしています。
ただ帰宅後、この2年半、メールでサポートしてきましたが、
なかなか応答が少なく、十分なフォローアップができていなかったのです。
しかし、昨年の秋ごろから、LINEの活用に踏み切りました。
まだ軌道に乗るには時間がかかりそうですが、
これから本格的な運用をしていきたいと思っています。
また、本年度中には
「日本超少食ファスティング協会」を設立する計画をしていますが、
それも重要な退所後のアフターフォローなのです。
一人で少食ファスティングを継続するのはなかなか困難であり、
お互いに助け合っていかなければならないからです。