「カロリーゼロにだまされるな」の後半は、
高フルクトース・コーンシロップ使用で
大西医師がどうしても薦められないものやまだましな飲料などが解説されています。
まず飲み物の基本知識です。
成人男性は体重の60%、女性55%が水分です。
赤ちゃんは75%、子どもが70%、老人が50%。
そして私たちは汗をかかなくても1日900ml水分を皮膚から蒸発と呼吸で失います。
また尿と便で1300~1600mlの水分を排泄しますから、
合計、2200ml~2500mlの水分が運動をしなくても失われるわけです。
水は生命維持の不可欠のものです。
水は、体内の食べ物の運搬、廃棄物の排泄、体温の調整など
大切な役割をはたしています。
ですから水分の補給は重要なことです。
通常の補給は、食事から600~1000ml、
食べ物の栄養素が燃焼してエネルギーを発生しますので、
その時にできる水(代謝水)が200~300mlですから、
あと1000mlないし1500mlは飲料からこまめに補給しなければなりません。
運動をすればさらなる補給が必要です。
腎臓、心臓が悪い方は水分の制限もあります。
そして重要なのは、その飲み物から摂るカロリーは10%未満が理想です。
1日2200mlの水分が必要な場合、220㎉以下
1日1500mlの水分が必要な場合、150㎉以下
すると
・オレンジジュース 200 ml=84㎉
・砂糖クリームコーヒー 200 ml=43㎉
・緑茶 200 ml=2㎉
・低脂肪牛乳 コップ1杯 200 ml=97㎉
上記は日常生活の一般的な水分補給なので、
あと700 mlを水で補給すればいいわけです。
ただ上記の水分補給で飲んでいいものと悪いものがあるのです。
それでは大西医師がおすすめできないもののリスト3種類
1・コカ・コーラー・・・砂糖と異性化糖の混合物でカラメル色素が問題
3・ゼリーようかん・・・増粘多糖類が問題
では摂っていいものの飲料は次回にまとめます。