40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 66 病気の方程式 57  致死性不整脈 01    

長嶋茂雄小渕恵三元総理は定期健康診断を受けていましたが、

脳梗塞で小渕さんは急死、長島さんは後遺症が残ったのですが、

これは脳に原因があったのではなく、心臓の不整脈が原因でした。

心臓不整脈の一つは心房細動から、心臓内に血栓ができ、それが移動して、

脳の血管を詰まらせたのです。

ではその致死性不整脈とは治療に緊急を要する危険な不整脈を指します。

中でも、脈が異常に速くなる頻脈性不整脈の1つである

心室細動になる方が多いと言われています。

心室細動は突然起こり、死に至ることもある危険な不整脈です。

不整脈とは、脈の乱れのことです。

正常な脈である整脈は1分間にだいたい50から100拍の間であると言われており、

脈拍の間隔が一定であることが特徴です。

また、心臓には心房と心室という部屋がありますが、

整脈では、心房が先に収縮し心室にそれが伝わるという仕組みになっています。

これら整脈の特徴に当てはまらない脈のことを、一般的に不整脈と呼びます。

不整脈の自覚症状として最も典型的なものは、

動悸です。ほかにも、身体が浮いた感覚であるとか、

失神に近い症状を起こす方もいます。

このような不整脈のうち、死に至る可能性のある危険な不整脈

致死性不整脈と呼びます。

致死性不整脈には、頻脈性不整脈と徐脈性不整脈がありますが、

このうち頻脈性不整脈の方がより重症といえます。

頻脈性不整脈とは、正常な脈拍が1分間50〜100であるのに対し、

250〜300近くなるほど脈が速くなる不整脈をいいます。

このうち最も重症なのが心室細動です。

心室細動になると、心臓の心室が1分間に300回以上不規則に痙攣し、

正常の脈拍に戻す処置をしない限り、死に至ります。

一方、徐脈性不整脈は、頻脈性不整脈とは逆に脈が遅くなる不整脈のことです。

この徐脈性不整脈の主たる症状は失神であり、死に至る例は少ないです。

徐脈性不整脈では、心房から心室への伝わりが途中で切れてしまったり、

通常1分間に60ほどの脈拍が30ほどになったり、

数秒間心拍が止まったりするため失神に至ります。

特に頻脈性不整脈の中でも、最も重症なのが、先ほどお話した心室細動です。

この心室細動になる方は、心臓突然死の患者さんの8〜9割にまで及びます。

現状、日本では年に約5万人が突然死していると言われていますが、

その中の約8割は心室細動によって亡くなっていると言われています。

心室細動の典型的な例としては、路上で倒れた状態で発見され、

救急車で救命を受けるようなことを

イメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

 

 

 

 

 

(メディカルノート・旭川医科大学 保健管理センター 教授川村 祐一郎 先生の文章を参照)