まず2017年6月3日にオープンしました「古民家ファスティング 藤樹の宿」ですが、
私たちは藤樹の宿で体験された方たちが、
自宅で一生涯、超少食を継続していただくことを目的とした施設を始めました。
従来の断食施設は、
いかにリピーターとなって何度も来ていただくかを主眼にしています。
伊豆のある施設では公式サイトに「リピーター率トップ〇〇%」とか
「リピーターで支えられています」と書かれています。
しかし、断食施設は一般の観光用宿泊施設ではありませんので、
果たして断食のためにリピーター率を誇って何になるのという疑問符がつきます。
私は断食施設、そして指導してきた28年間の疑問は、
リピーター率ではなく、どれだけ自分の施設に戻ってきてくださるのではなく、
いかに日常生活の中で生涯にわたり継続していかれるのか、
そのためのサポートするのが、断食施設の使命だと思っています。
超少食ファスティングをまず、藤樹の宿で体験をしていただく、
そのような施設にすぎないということで、この3年間、運営してきました。
そしてようやくそのための手引書「断食救人類の書」を
昨年、12月5日付で発行することができました。
この本は私のブログ「40日ファスティング経験者の本音!」で
300回連載した「断食救人類の書」から76編を抜粋して、単行本にしたものです。
そして2020年から電子本を発行し、1月にまずブログ本として
「藤樹の宿で始める超少食ファスティング」を発行しました。
自分でできるファスティングを書いていきます。
ではまずDIYとは何かです。
デジタル大辞泉ではこのように書いています。
・・・《do-it-yourself》しろうとが自分で何かを作ったり、修繕したりすること。
日曜大工。ドゥイットユアセルフ。
これは第二次大戦後のロンドンで、廃墟に立った元軍人たちが、
「何でも自分でやろう」を合い言葉に、
町の再建に取り組んだのが始まりとされました。
つまり「自分でやってみようとすること」
これを英語で「do-it-yourself」なので略してDIYなのです。
ではこのような概念がどこから出てきたのか、
それには次のような歴史があったのです。
第二次世界大戦でナチス・ドイツ軍の激しい空襲を受けた英国の首都ロンドンで、
1945年の終戦とともに破壊された街を
自分達の手で復興させる国民運動が始まっようです。
そのスローガンとして「D.I.Y.」=「Do it yourself」が誕生しました。