日本では宗教上の契約断食は全く存在しませんが、
世界では半数を占めるキリスト教(33%)、イスラム教(20%)の一神教は
神との契約に基づく断食規定により断食を年1回実施しています
またヒンズー教も教義の中に断食修業があり、
仏教も開祖、シャカも断食していますので
世界では半数以上が断食と宗教は切っても切れない深い関係があります。
なぜ宗教と断食は深い相関関係があるのでしょうか。
それは霊的な要素が大半を占めているからです。
人間の構造は三層で成り立っています。
1・肉体
2・心
3・霊
です。
この3つを同時にその縛り、呪縛などから解放するのが宗教的な断食の本質なのです。
つまり断食は、肉体、心、霊を同時解放するものであり、
どれ一つも欠かすことはあり得ません。
しかし、日本では上記の1である肉体的なものしか扱えないので、
真の断食は存在しないことになります。
日本で最古の断食施設と言われる成田山新勝寺・断食道場は、
神仏混合宗教の成田山にあります。
また戦後、最初に建設された信貴山断食道場も新興宗教「大宇宙教」で
両方とも世界三大宗教の断食規定には遠く及ばない、
かなり異端でイレギュラーな断食施設であるといえます。
また日本には韓国のキリスト教会の影響を受けた断食祈祷院が存在していましたが、
大半は撤退や廃業を余儀なくされています。
その理由は霊的なマインドコントロールでカルト化したかにほかなりません。
私もそのことを20年間見てきましたので
霊的に正しく目が開かれていないととんでもない回り道をさせられます。
私もその経験から、修道院の断食を正しく理解し、
受け止めていかなければならないと
今、ブログ(「バイブルランドin高島」に8/1から連載開始)に書いています。
聖書に正しく立脚する以外には、
信貴山断食道場のような悪霊の総本山となりかねません。
こんな施設で断食すれば悪魔に完璧に支配されるのがおちです。
しかし、ある企業の幹部は
ここに別館を建てて定期的に断食に来ているというのですから最悪です。
韓国のような聖書に正しく立つ断食祈祷院が日本に続出することしか救いはありません。