近年、わが国においても食生活を取り巻く社会環境の変化、
すなわち食生活の欧米化や運動不足から肥満の人が急激に増えています。
「肥満」とは、体重が多いだけではなく、体脂肪が過剰に蓄積した状態を言います。
肥満は、糖尿病や脂質異常症・高血圧症・心血管疾患などの生活習慣病をはじめとして
数多くの疾患のもととなるため、
健康づくりにおいて肥満の予防・対策は重要な位置づけを持ちます。
肥満度の判定には、国際的な標準指標である
BMI(Body Mass Index)=[体重(kg)]÷[身長(m)2]が用いられています。
男女とも標準とされるBMIは22.0ですが、
これは統計上、肥満との関連が強い
糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)に最もかかりにくい数値とされています。
肥満予防には水は重要なカギを握っています。
では肥満解消(ダイエット)になぜ水を飲むことが
必要なのかリストアップしましょう。
1・新陳代謝がアップする
水が満ちて体中をめぐると、栄養素や酸素がいきわたり、
新陳代謝がかっぱつになります。また交感神経が刺激され、消費エネルギーもアップします。
2・消費カロリーが増えます
水を飲むとカロリー消費量は約30%も増加し、
その効果は10~40分後にピークに達しますので、
毎日、1.5L水を飲めば、47.6㎉も消費してくれます。
3・デトックス効果
体内が水で満たされると、血液中の水分量も正常になります。
すると血液サラサラ&欠航が促進されます。
リンパ液も改善され、老廃物がスムーズに排出されます。
4・食欲を抑えられる
水をこまめに飲めば、胃液が薄められ、祈酸性度がダウンします。
脳がこれで満腹だと勘違いして、過剰な食欲が抑制され、
食べすぎや間食を防いでくれます。
5・水のミネラルがダイエットをサポートしてくれる
カルシウムには脂肪を燃焼させ、脂肪の吸収を抑える効果があります。
またマグネシウムをたっぷり補うと食欲の暴走を抑制してくれます。
また、ダイエットでは必ず起こるリバウンドを抑えてくれます。