1・水には限度をわきまえ
水中毒にならいように夏場でも3.0Lが限度です。
とくに過剰の水分摂取によって生じる中毒症状で過剰の水分摂取によって
生じる中毒症状(主に精神科の病棟)です。
具体的に低ナトリウム血症や痙攣を生じ、重症では死亡に至ります。
人間の腎臓が持つ最大の利尿速度は、毎分16mLであるため、
これを超える速度で水分を摂取すると、体内の水分過剰で細胞が膨化し、
希釈性低ナトリウム血症を引き起こす水中毒に陥ることを意味します。
血液中のナトリウムイオン濃度の低下に伴い以下の症状が生じる。
130mEq/L - 軽度の疲労感
120mEq/L - 頭痛、嘔吐、精神症状
110mEq/L - 性格変化や痙攣、昏睡
100mEq/L - 神経の伝達が阻害され呼吸困難などで死亡
2・健康維持のためにはアルカリ度の高い水を飲むこと
私たちの体内は中性、また弱アルカリ性の水がいいのですが、
いっきにアルカリイオン水を飲む場合m体重の5%以内の上限です。
3・水をたくさん飲むとむくむ
むくみ(浮腫)とは、細胞と細胞の間の水が、異常に増加した状態を言います。
朝起きて鏡を見ると顔が腫れぼったい、夕方になると下肢がむくんで靴が窮屈になる、
急に体重が増えたなどの症状が現れます。
体重が増えても、むくみと肥満ではその成り立ちは全く違います。
水を飲むから肥満はありません。
なぜならカロリーがゼロですから、新陳代謝が悪いからむくみ(浮腫)が出るのです。
4・よくお茶を飲むのでその分、水を減らしてもいいのか
お茶を飲むのでその分は減らしてもいいのではと考えてしまいますが、
これまで述べてきた生水とお茶は違いますので、
お茶はカウントしないようにしましょう。
もちろんお茶(日本茶、ハーブティー、紅茶などの特質はあります)も有効ですが、
生水ではないのです。
お茶、ハーブティーなどは生水とは同じ水でも比にはなりません。
なぜなら水を沸騰させるので生水はそこで死んでいます。
5・持病がある人は
硬水は腎臓病の人はNGです。カルシウムのろ過機能が弱っているからです。
そにために硬水を飲むと腎臓に大きな負担がかかるからです。
また胃腸の悪い人も硬水を飲むと消化機能の低下をもたらします。
まず体を生かす水を選択しましょう。